小型AMR向け新型ワイヤレス充電システムが登場
株式会社ビー・アンド・プラスが、業界に新たな革新をもたらす300Wモデルのワイヤレス充電システムを発表しました。この新製品は、特に小型自動運転移動ロボット(AMR)向けに設計されており、顧客からの高い期待が寄せられています。2023年6月末のリリースに向け、4月末から先行受注が開始されます。
省スペース設計の進化
これまでのRCSシリーズは、AGVやAMR向けに多くの実績を誇ってきましたが、本製品は受電ヘッドと充電ユニットを一体化し、コンパクトでシンプルな取り付けを実現しています。これにより、車両側には最小スペースでの設置が可能となり、より自由度の高い設計を可能にしました。
ワイヤレス充電の範囲と精度
新型モデルは、充電時のワイヤレス給電可能範囲も拡大しました。使用するヘッドによって0-20mm、20-40mmから選択できた従来のモデルに対し、300Wモデルでは0-30mmの範囲で充電が可能です。また、横方向へのズレ幅も±30mmを実現しており、これにより充電ステーションでの停車位置精度が緩和され、ラフな停止でも安定した充電が可能です。これらの特長により、特に小型AMRにおいては生活の質向上と運用効率の改善が期待されています。
主な技術仕様
新型の300Wワイヤレス充電システムには、以下のような主要な技術仕様があります:
- - 伝送距離: 0-30mm
- - 軸ズレ: ±30mm (距離0-20mm以内)、±20mm (距離20mm-30mm)
- - 適用バッテリ: リチウムイオン電池、鉛蓄電池
- - 充電方式: CCCV方式(基本設定: CC: 10A、CV: 28.8V)
- - 電源: AC 90~220V (50Hz/60Hz)
特に、バッテリとの接続部分にはワンタッチ式の防水コネクタが採用されており、効率的かつ安全な充電が可能です。製品の形状もコンパクトで、電源ユニットは210x350x80mm、給電ヘッドは176x216x35mm、一体化ユニットは120x250x40mmのサイズで設計されています。
先行受注とお問い合わせ
新製品の先行受注は4月末から開始され、リリース日は6月末を予定しています。詳しい情報や注文については、B&PLUSの営業部までお問い合わせください。
この新型ワイヤレス充電システムは、小型AMRにおける充電インフラの進化の一部となることでしょう。充電の手間を削減し、運用効率を高めることが期待され、より多くの企業において自動化技術を導入するきっかけとなればと考えています。