奥能登復興支援拠点開設
2024-04-30 15:57:03
奥能登の復興支援拠点、金沢にオープン!地域活性化の取り組みを紹介
奥能登の復興を支える新たな拠点、金沢BASE誕生
2024年1月1日に発生した能登半島地震で大きな被害を受けた奥能登地域。その復興を支援するため、金沢市に新たな拠点「OKNO to Bridge 金沢BASE」が誕生しました。
この施設は、もともと合同会社CとHが珠洲市に開設したコワーキングスペース兼ビジネス交流拠点「OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)」の代替拠点として設立されました。珠洲市の拠点は地震により全壊したものの、CとHは「女性のキャリア」「地域発のビジネスづくり」「2拠点居住」という活動テーマを継続し、金沢BASEを奥能登復興のハブとして活用していくことを決定しました。
金沢BASE:写真館を再生した温もりのある空間
金沢BASEは、ユニークな歴史を持っています。実は、この施設は代表である中村陽一氏の実家だった写真館兼民家をDIYでリノベーションしたものです。
古い写真機や背景紙がそのまま残された空間は、温かみと歴史を感じさせる、他にないコワーキングスペースとなっています。会員は24時間利用でき、法人会員は月額10,000円、個人会員は月額3,000円です。
強力な連携:社会デザイン・ビジネスラボとの協働
CとHは、中村陽一氏が代表理事を務める一般社団法人社会デザイン・ビジネスラボと協力体制を構築。企業や個人、文化、社会活動をつなげ、奥能登の復興を促進していきます。
中村氏自身、社会デザインの専門家として長年の経験を活かし、伝統工芸である輪島塗や九谷焼といった地域資源も活用した活動や、次世代を担う子どもたちを支援するプラットフォーム形成なども視野に入れています。
中村陽一氏:復興への熱い思い
中村氏は、自身のメッセージの中で、「創造的復興」を目指し、バイタリティあふれるCとHの活動を全面的に支援すると述べています。
立教大学名誉教授、東京大学大学院特任教授など多くの肩書を持つ中村氏は、社会デザイン、ソーシャルビジネス、地域活性化に長年取り組んできた第一人者。その経験と知識を活かし、金沢BASEを拠点とした復興支援活動を強力に推進していきます。
合同会社CとH:多様な支援活動を展開
CとHは、コワーキングスペースの運営に加え、オンラインバックオフィスサービス、地域人材のキャリア形成支援、地域資源を活用したサービス開発など、幅広い事業を展開。
ワーケーションや研修のコーディネート、地域事業者の経営支援にも力を入れており、奥能登地域の活性化に多角的に貢献しています。
金沢BASE:復興の象徴として
金沢BASEは、単なるコワーキングスペースではありません。能登半島地震からの復興を象徴する拠点として、人々の繋がりを育み、新たなビジネスを創出し、地域を活性化させるための重要な役割を担っています。
今後、金沢BASEがどのような活動を展開していくのか、そして奥能登地域の復興がどのように進んでいくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社ブルーブラックカンパニー
- 住所
- 東京都豊島区上池袋2-2-15
- 電話番号
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