三菱地所とシリコンバレーの新たな挑戦
三菱地所株式会社が、米国シリコンバレーに本拠を置くAlchemist Acceleratorとの提携を発表しました。このコラボレーションにより、アルケミストジャパンプログラムの第2期が2025年度に開催されることが決定しました。エコシステムの推進を目指して、スタートアップ企業を対象にしたこのプログラムは、優れた技術を持ち、グローバルな活躍の可能性を秘めたB2Bスタートアップに焦点を当てています。
Alchemist Japan第2期プログラムの概要
第2期のプログラムは、主に日本発のスタートアップを対象にしていますが、アジアを含む世界中の企業が参加できるチャンスがあります。参加するスタートアップは、Alchemistファンドからの投資を受けるだけでなく、専門的なコーチングやメンタリング、また具体的なビジネスモデルの構築を学ぶことができます。
さらに、このプログラムでは、顧客開拓のためのピッチ方法やイベント参加を通じて、質の高いグローバルネットワークにアクセスすることが可能です。これにより、日本とシリコンバレーの両地域の強みを最大限に活かしたサポートを受けることができます。
プログラムのスケジュール
本プログラムに参加したい方は、次のスケジュールを確認してください:
- - 応募締め切り:2025年7月21日(予定)
- - プログラム実施期間:2025年10月~12月(予定)
キックオフイベントも予定されており、参加者はアルケミストプログラムの概要やパネルディスカッション、起業家や投資家とのネットワーキングイベントに参加できます。3ヶ月にわたるプログラムの中で、一人一人のスタートアップが成長する機会が待ち受けています。
過去の実績と未来への挑戦
2024年度に行われたAlchemist Japanプログラム第1期では、約200件の応募があり、最終的に9社のスタートアップが選出されました。選ばれた企業は、多彩な分野においてグローバルメンターからのサポートを受け、同時にサンフランシスコでのUSプログラムへの参加機会を得ました。日本発のスタートアップが国際舞台で活躍するための橋渡しとしての役割も果たしています。
三菱地所のイノベーションエコシステム形成に向けた取り組み
三菱地所は、丸の内や大手町地区において、スタートアップ向けのサービスオフィスを展開し、多様なステークホルダーとの連携を強化しています。さらに、アカデミアやベンチャーキャピタルとの協力を通じて、スタートアップのエコシステム形成を推進してきました。これにより、イノベーティブな企業が互いに繋がり、成長するための豊かな環境を整えています。
世界を舞台に成長を目指すスタートアップの皆様、Alchemist Japan第2期プログラムへの参加をぜひご検討ください。詳細は公式サイトをご覧ください。