FSSC財団主催セミナーで語られた食品安全の未来
2026年7月10日、東京でFSSC財団主催の「食品衛生・認証支援コンサルタントのための食品安全認証支援情報セミナー」が開催されました。このセミナーには、ペリージョンソン ホールディング株式会社の認定マネージャーで主任審査員の海澤幸生氏が登壇し、食品安全認証の重要性についての講演を行いました。
FSSC 22000認証の意義
セミナーは、食品業界における安全性を高めるための取り組みや方法論についての情報共有を目的としています。特に、FSSC 22000認証が海外進出に向けた重要な土台であることが強調されました。海澤氏の講演は「FSSC 22000を活用した米国輸出支援」と題しており、米国市場における食品安全強化法(FSMA)との関連性について詳しく解説されました。
この講演では、FSSC 22000取得が複雑なプロセスであるわけではなく、既存の食品安全管理を効果的に可視化し、国際基準に基づいて整理・運用することが最初のステップであると伝えられました。海澤氏は、FSSC 22000を効果的に導入した企業が米国への食品輸出に必要な安全基盤を確立しやすいことも示唆しました。
FDAの査察強化に対応するために
最近、米国食品医薬品局(FDA)は、海外食品製造業者に対する査察を強化しており、無通知での工場視察も始まっています。これを受けて、米国への輸出を目指す企業は、認証の取得だけでなく、いつでも査察に対応できる持続的な食品安全管理体制の構築が求められています。
ペリージョンソンは、米国に本社を持つ第三者認証機関として、様々な認証サービスを提供しています。教育事業やビジネスコンサルティング、試験所サービスと多岐にわたるソリューションも展開しております。
特に、食品安全の分野においては、FDAやFSMAに関する実績が豊富で、多様なトレーニングプログラムを提供しています。これには米国向けのFSMAに関連するFDA承認トレーニングや、PCQIコース、FDQIコースなどが含まれており、企業のひとつひとつのニーズに応じた包括的な支援が行われています。
サステナビリティと情報セキュリティへの対応
ペリージョンソンは、食品関連事業者の安全レベルを向上させると共に、海外市場への進出をサポートしています。また、サステナビリティや情報セキュリティなどビジネスリスクに対する対応力の向上も図っています。これにより、企業の信頼性向上と事業成長をサポートし続けることを目指しています。
FSSC財団について
FSSC財団は、オランダに本部を置く非営利団体で、FSSC 22000(食品安全)やFSSC 24000(社会的持続可能性)の認証スキームを運営しています。2009年より、食品サプライチェーン全体を対象とした食品安全マネジメントシステム認証を提供しており、ISOをベースにしたシステムを通じて、社会的影響力を強化し、より良い社会の実現を目指しています。
海澤幸生氏のプロフィール
海澤幸生氏は、ペリージョンソン ホールディング株式会社の認定マネージャーであり、主任審査員として豊富な経験を持つ専門家です。彼はFSPCA認定のPCQIリードインストラクターとしても活動し、米国食品安全に関連するセミナーや研修を提供してきた実績があります。彼の専門知識と経験は、多くの企業から高く評価されています。
引き続き、ペリージョンソンは食品関連事業者のサポートを通じて、安心・安全な食品提供に貢献していきます。