足立区に美術博物館
2025-04-22 17:18:19

足立区の新たな魅力、全国初の美術博物館がオープン!

足立区の新たな文化発信拠点、全国初の美術博物館



東京都足立区に新たに誕生した「足立区立郷土博物館」が、往年の民具や歴史資料を中心とした郷土資料館から、大規模に改修されて全国でも例を見ない美術博物館としてリニューアルオープンしました。これは、地域住民のための文化創造の拠点としての役割を果たすことが期待されています。

美術品のコレクションとその歴史



足立区立郷土博物館は、1986年に開館以来、地域の歴史や文化を大切に守り続けてきました。ここ数年、特に注目を集めたのは、2009年に千住地域で発見された琳派の絵師・村越向栄の作品。これをきっかけに、地域内からさまざまな美術資料の情報が寄せられ、足立区の文化遺産調査がスタートしました。これにより、江戸の文人たちとの交流に関する貴重な資料が次々と発見され、足立区は「美と知性の宝庫」との評価を得るに至りました。

リニューアルの背景



数年にわたる準備を経て、博物館は質の高い美術品の保管・展示を目的とした大規模な改修工事を実施。これにより、従来の展示室が生まれ変わり、暖かさと湿度をコントロールした美術館仕様の「エアタイトケース」が導入されるなど、より丁寧な美術品の管理が可能となりました。

展示のテーマとルーム



新設される常設展示エリアでは、「暮らしに根付いた美術」というテーマのもと、千住地域が江戸時代に発展した歴史と、商人たちが文人と交わった文化的背景が紹介されます。来場者は、季節に応じて変わる展示を通して、1年中楽しめる体験ができます。

オープニングイベント



博物館のリニューアルオープンに際して、特別企画展「千住・足立の文化遺産展 前期 香りたつ琳派の美」を開催します。この展示では、村越向栄の作とされる屏風を初め、地域に根差した琳派の作品が一堂に会することとなります。また、オープンを祝う特別キャンペーンも用意されています。
  • - ゴールデンウィーク中の入館料無料
(4月28日を除く)
  • - ワークショップやミニイベントの開催
(4月26日・27日)
  • - 館内クイズラリーの実施
(4月26日~5月6日)

多彩なイベントで、地域の方々や観光客に新たな文化体験を提供する足立区立郷土博物館。ぜひ、足立区の歴史と美術を体感しに来てください。

公式ウェブサイト


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会社情報

会社名
足立区
住所
東京都足立区中央本町1-17-1
電話番号

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