万博に対する令和の若者の興味とその背景とは
2023年も半分を過ぎ、大阪・関西万博の開幕から一か月が経ちました。初めの不安が解消され、入場やパビリオン見学の行列も日常の光景になっています。しかし、若者たちはこの万博にどれほどの興味を持っているのでしょうか?
株式会社ワカモノリサーチが展開するマーケティング情報サイト「放課後NEWS」では、全国の15歳から20歳までの男女を対象に「ずばり、大阪・関西万博に行ってみたいか?」という調査を実施。その結果をもとに、若者たちの心の声を探ってみました。
54.9%の若者が「行ってみたい」
調査の結果、54.9%の若者が「万博に行ってみたい」と回答しました。特に印象的なのは、行きたい理由の中で「ミャクミャクに会いたい」や「ミャクミャクグッズが欲しい」といった意見が多かったことです。当初は否定的な意見も目立ったミャクミャクですが、どうやら全国のZ世代にとっては新たな人気キャラクターとなっているようです。
また、SNSの影響も大きいようです。「好きなインフルエンサーが万博に行った」という意見や、「TikTokで楽しかったと聞いた」という具合に、インターネット上で得た情報が若者たちの興味を刺激しています。特にYouTubeやTikTokといった動画プラットフォームが大きな役割を果たしていることが数字からも明らかになりました。
行きたくない理由「値段が高すぎる」
一方で、45.1%の若者は「万博に行きたくない」との回答でした。その理由で最も多かったのが「値段が高すぎる」というもので、具体的には「高くて払えない」といった金銭面の問題が大きく影響しています。 reportsが伝えるコストが高いメニュー、例えば2000円のラーメンや3850円の「えきそば」は、若者の経済感覚とはかけ離れているようです。
さらには、日本国際博覧会協会が発表した「濃度のメタンガスが検知された」というニュースを受け、「怖い」という印象を持っている若者も少なからずいるとのことです。
若者が抱く万博への期待と不安
このように、令和の若者の間では大阪・関西万博に対する興味が分かれています。一部の若者は新たな体験を求めて行きたいと考えている一方で、金銭的な理由や健康面での懸念から行くことに躊躇している様子が見受けられます。
以上の調査結果からは、若者たちがどのように万博に対してアプローチし、どのような情報に反応しているのか、今後のイベント企画にも大いに参考になることでしょう。
今後、さらなる詳しい調査結果が期待されます。興味のある方は、「放課後NEWS」の公式サイトを訪問してみてください。
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調査概要
- - 調査期間: 2025年4月24日〜2025年5月10日
- - 調査機関: 株式会社ワカモノリサーチ
- - 対象者: 全国15歳〜20歳の男女
- - 有効回答数: 213名
- - 方法: インターネットリサーチ
若い世代の意見を直接目にすることが方法論の新たな基盤を築くことになります。もっと詳しい情報を知りたい方は、ぜひ公式サイトを訪問してみてください。