福岡・佐賀の賃貸業務が電子化へ
福岡と佐賀を中心に約20,000戸の賃貸物件を管理する駅前不動産グループが、イタンジの最新システム「申込受付くん」の導入を発表しました。このシステムは、賃貸物件に対する入居申込の手続きをスムーズにし、電子化を進めるものです。
システム導入の背景
2022年5月18日の改正宅地建物取引業法施行に伴い、賃貸借契約における重要事項説明が非対面で行えるようになりました。また、関連書類の電子交付も可能になり、これにより賃貸業務の電子化のニーズが高まっています。2024年11月から、イタンジの「申込受付くん」が導入されることで、賃貸物件の入居申込プロセスは一新されます。
電子化による効率化
「申込受付くん」を活用することで、入居希望者がWeb上で必要な情報を入力し、その情報を賃貸管理会社や仲介会社、家賃債務保証会社に自動で連携します。これにより、申込手続きと審査がシームレスに行われるようになり、時間の短縮と業務効率の向上が期待されます。このシステムは実際に、日本国内で約40%の賃貸不動産仲介会社で利用され、仲介会社の中でも利用率がNo.1とされています。
2023年のデータによると、「申込受付くん」による電子的な入居申込件数は年間約107万件で、すでに約3,000社の企業に導入されています。また、国内の約80社の保証会社とも連携しており、使い勝手の良いシステムとして高い評価を受けています。
不動産業界のDXの進展
イタンジは「テクノロジーで不動産取引をなめらかにする」というミッションのもと、業界全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています。年間で約1,135万枚の紙を削減するとともに、入居申込や賃貸借契約関連書類のペーパーレス化を進めています。
特に、イタンジの提供するSaaSサービスは、急成長を遂げており、2024年7月末時点での導入顧客数は4,027社に達しています。これにより、より多くの企業が効率的な業務運営を実現し、入居希望者にとっても利便性の高いサービスが提供されるようになっています。
地元企業の連携
駅前不動産グループは、福岡県久留米市に本社を置く物件管理会社であり、賃貸業務に精通しています。この地元企業の経験とイタンジの先進技術が融合することで、地域に密着したサービスが提供され、入居者にも安心感を与えることでしょう。
お問い合わせ
この新しい申込受付システムに関する詳細や問い合わせは、イタンジの公式ウエブサイトを訪れることで確認できます。イタンジは、賃貸不動産業界におけるさらなる革新を目指しています。正確な情報をもって、賃貸業界の未来に向けてどのように変化していくのか、今後の展開が楽しみです。