近代住宅の原点を探るトークイベント
2025年4月4日、東京都庁が指定する文化財である
土浦亀城邸に関する特別なトークイベントが行われます。このイベントは、建築家の安田幸一氏と編集者の竹葉徹氏が登壇し、近代住宅の考え方について深く掘り下げていく内容です。イベントはYouTubeでのライブ配信形式で、参加は無料となっています。
土浦亀城邸とは?
土浦亀城邸は、1935年に建築家・土浦亀城とその妻信子のために建てられた住宅で、昭和初期のインターナショナルスタイルを代表する都市型小住宅です。この建物は1995年に東京都の指定有形文化財に認定され、文化遺産としての価値が認められています。また、2018年からは復原・移築に向けた調査が進められ、2024年春にはポーラ青山ビルディングの敷地内に再建される予定です。
トークイベントの詳細
今回のイベントでは、安田幸一氏が自身のアトリエでの経験をもとに、土浦亀城邸の復原に関する調査や研究の内容を発表します。また、竹葉徹氏が進行役を務め、近代住宅に対する土浦亀城夫妻の特有の考え方について解説します。この中で特に「土浦邸の5原則」として恣意的に導き出された5つの特徴に焦点を当て、参加者にとって興味深い内容となること間違いなしです。
参加方法と開催概要
トークイベントは、2025年4月4日(金)の17:00から約1時間の予定で行われます。質疑応答の時間も設けられており、視聴者の疑問に直接答える機会があります。参加はpeatixからの申し込みが必要で、無料のチケットを取得した上でライブ配信にアクセスしてください。
- - 開催日時: 2025年4月4日(金)17:00~1時間程度
- - タイトル: 「土浦亀城邸の近代住宅5原則」
- - 登壇者: 安田幸一(建築家)、竹葉徹(編集者)
- - 参加方法: peatixページから申し込み
註:トークイベントはリアルの場での開催はなく、配信はYouTubeチャンネル「ポーラ青山ビルディング」で行われます。アーカイブはイベント終了後1週間以内に配信される予定です。
登壇者の紹介
安田幸一(やすだ・こういち)
建築家であり安田アトリエの主宰。東京科学大学の名誉教授でもある彼は、数々の建築賞を受賞しています。彼の経験と知識が、土浦亀城邸の復原に新しい視点を客観的に提供するでしょう。
竹葉徹(たけば・てつ)
編集者として活動している竹葉氏は、建築に対する深い造詣があります。彼の視点が加わることで、トークはますます充実したものになるでしょう。
今後の公開スケジュール
土浦亀城邸は、月に2回のガイドツアーにて一般公開が行われており、観覧希望者はpeatixからの事前購入が必要です。興味がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
建築の魅力を知り、近代の住宅思想を学ぶ絶好の機会です。土浦亀城邸の歴史を感じながら、ふるってご参加ください!