コクー株式会社が『ジェンダーダイバーシティAWARD 2025』で栄誉ある受賞

コクー株式会社が『ジェンダーダイバーシティAWARD 2025』で高評価

コクー株式会社（以下、コクー）は、異なる属性の人々がデジタルスキルを身につけ、様々なライフステージで活躍できる社会を目指す企業として、その取り組みが評価され、2025年の『ジェンダーダイバーシティAWARD』にて優秀賞を受賞しました。さらに、同社は業界をリードする企業として、ゴールド企業に認定されました。

優秀賞受賞の背景とは

コクーが受賞にいたった重要な評価ポイントは、以下の2つです。

1. ビジョンと目標の明確化
コクーは2021年に開始した役員育成プロジェクト「PROJECT-C」において、女性役員比率の50％以上を目指すと明確に掲げており、その目標を定量的に設定しています。この取り組みは、役員になりたいと希望する社員が応募できるプロジェクトとして注目を集めています。

2. ジェンダーダイバーシティの意義の明確化
企業のパーパス（存在意義）として、「デジタルの力でダイバーシティ＆インクルージョンがあたりまえの社会を創る」ことを掲げ、ジェンダーダイバーシティの推進が企業文化の核心にあるとしています。そのため、全ての人々がデジタルスキルを身につけて自分らしく働けるための基盤が構築されているのです。

審査員のコメント

審査員からは、「デジタルの力でダイバーシティを創る」という企業の理念に深い共感が寄せられています。女性の経済的およびデジタルエンパワーメントは国際的に重要視されるようになっています。今後、社内の女性役員比率の向上に期待がかかります。また、社会規範やステレオタイプへの取り組みも重要だとの意見もありました。

ジェンダーダイバーシティAWARDとは

このアワードは、女性のITキャリアを支援する認定プログラムで、特にジェンダーダイバーシティを推進するIT企業を表彰します。参加企業は30社以上にのぼり、その中から優秀な取り組みを行っている企業として、コクーのような企業が注目されることとなりました。

コクーの女性活躍推進の取り組み

コクーでは、以下のような多彩な取り組みを展開しています。

1. 女性特化の育成プログラム
「EXCEL女子」「VBA女子」「デジマ女子(R)」など、多様なプログラムを通じて女性のDX人財を育成しています。

2. ライフステージに応じたサポート環境
コクーでは、妊娠や育児にかかわる制度が充実しており、最近では「ふぁみさぽ」と名付けられた組織が父母社員の支援に取り組んでいます。

3. 女性活躍推進委員会の設立
2026年までに女性活躍推進企業No.1を目指し、制度や環境を整備するための活動をしています。特にベビーシッター利用に関する支援制度を導入し、働く親を積極的にサポートしています。

4. キャリアパスの拡大
コクーは、業務内容や希望に応じて異動が可能な制度を導入し、社員が自身のキャリアを自由に選択できるよう努めています。

今後の展望

現在、コクーの女性職員は80％以上、女性管理職も71％を達成しています。さらなる女子役員比率向上を目指し、「PROJECT-C」への注力も続けていく意向です。コクーは、今後も「デジタルスキルを身につけることで、自分らしい生き方を選ぶことができる社会」の実現に向けて日々挑戦を続けます。

コクーの目的は、ダイバーシティ＆インクルージョンを推進し、全員がイキイキと働ける社会を形作ることであり、西日本においても女性の活躍を広げていく予定です。