高校生が街の魅力を発信するコンテスト
未来の広報クリエイティブ人材を育てる目的で、嘉悦大学(東京都小平市)主催の「第2回高校生広報アイデアコンテスト」が開催されました。このコンテストには全国各地から合計349点もの応募が寄せられ、昨年第1回の約10倍という驚異的な反響がありました。参加者たちは「あなたが住んでいる街の良さを伝えよう」というテーマに基づき、イラストや写真、動画、キャッチコピーと多様な手法で自らの地域の魅力を表現しました。
審査結果と表彰式
審査が厳正に行われた結果、入賞作品が決定し、11月2日に表彰式が行われました。この行事では、森本孝学長が出席者に対して賞状と賞品を手渡し、最優秀賞受賞者からは感想が代読されました。また、審査委員長を務めた嘉悦大学の國田圭作教授からの講評もあり、広報における重要な要素や、応募作品への評価が共有されました。この省略されることのないサポートこそが、将来の広報人材を育む原動力となっています。
受賞作品一覧
以下が今回の入賞作品の一覧です:
- - 最優秀賞: 「さあ行こう ろーかるな まちへ」
- 制作: 北海道佐呂間高等学校、東海大学付属市原望洋高等学校の3年生チーム
- 「枕崎の芸術を!」(枕崎市)
制作: 鳳凰高等学校2年生
- 「わ、いずみ!」(和泉市)
制作: 大阪つくば開成高等学校2年生
- 「特集!おいでよ富士吉田町の魅力」(富士吉田市)
制作: 山梨県立富士北稜高等学校3年生
- 「下を向いても国分寺」(国分寺市)
- 「ここは入善」(入善町)
- 「千年を駆け抜ける。」(京都市)
このように、各作品は地域の特性や魅力を引き出し、審査員からも高い評価を受けました。審査の基準には地域の魅力を伝えることはもちろん、視覚的なインパクトや独創性などが求められました。
学生たちの挑戦と未来
今後もこのようなコンテストは続けられ、2026年には第3回目の開催が予定されています。詳細は嘉悦大学の公式サイトで発表されるとのことです。高校生たちが未来の広報人材としてこの場を通じて成長し、さらなる創造力を発揮していくことが期待されます。
このように、広報スキルを身に付けた学生たちが地域の魅力を再発見し、それを発信していく意義は非常に大きいものです。嘉悦大学はこれからも、実践的なマーケティングや広報教育を通じて、新たな才能を育成し続けていく所存です。