スミシス ティオ25周年
2024-12-16 12:25:07

システム建築の新たな挑戦!「スミシス ティオ」誕生25周年の意義とは

日鉄物産システム建築株式会社は、1999年に発売したシステム建築商品「スミシス ティオ」が、2024年で販売開始から25周年を迎えることを記念して、その歴史と特長を振り返ります。 「スミシス ティオ」、通称「TiO」は、システム建築の中でも特にコストプレッシャーに強い商品です。これは部材の規格化と建物のモジュール化を進めることで、従来の建築工法と比べて高い効率性を実現しました。その結果、主に工場や倉庫の建設に幅広く採用されており、累計で1,850棟にも上る実績があるのです。 ■「TiO」の特長 ピンポイントで本製品の特長を以下に挙げます。 1. 規格化された基礎システム 基礎部分の設計がコンパクト化されたことにより、浅い連続フーチング基礎を可能にしています。シンプルな形状は工場製作比率を高め、現場での施工にかかる時間とコストを圧縮します。つまり、時間とコストの最適化を図りながら、基礎部材の強度を保持できるという成果が得られます。 2. 迅速な組み立て工程 TiOでは、柱ピッチが6mという基準モジュールを設定することで、鉄骨の柱・梁が適切なサイズで大量生産されます。間柱が配置されないデザインにより、内部がスッキリとした印象を与えると同時に、施工期間の短縮にも貢献しています。 3. サステナブルな工法による安定した品質 このシステムは、柱と梁の接合部に溶接ではなくボルト接合を採用することで、製作のスピードアップとコスト削減を実現しています。設計の標準化により、品質においても一貫した安定性が保たれ、環境的な観点からも製作過程における残材を減らすことが可能です。 これらの特長を活かして「スミシス ティオ」は、従来工法と比較し最大25%ものコストと工期の圧縮を実現しています。 ■ 最新の商品ラインナップ 日鉄物産システム建築は、「低コスト」「短工期」「高い耐震性」「環境への配慮」といった様々なニーズに対応するシステム建築を自社で開発しています。「スミシス ティオ」の他に、「自由設計型」の「トレオ」、さらに「規格進化型」の「ネオ」という3つのシリーズがあり、特にバリエーションの豊富さが業界内でも高く評価されています。 スミシス ティオは、特に高断熱仕様の建物が近年の環境問題対策として求められ、一般工法と比べて性能や品質でも遜色ないことが認識され、大規模な建物への採用も増加傾向にあります。 ■ 現状における課題と解決策 現在、建設業界は様々な課題に直面しています。特に職人不足や工期の延長に加え、価格高騰も深刻な問題です。 ここでシステム建築「TiO」のメリットが際立ちます。部材の標準化による工場での製作比率の向上が実現され、手間を省きながらも高い耐久性や耐震性を持つ建物を提供できるのです。 これからの時代、システム建築は職人不足の問題解消ともなり得る重要なテクノロジーとして、さらにクローズアップされていくことでしょう。


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会社情報

会社名
日鉄物産システム建築株式会社
住所
東京都港区東新橋1丁目9番2号汐留住友ビル
電話番号
03-6773-7500

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