福山通運が挑む物流DX、ノーコードで変化を実現した舞台裏
福山通運は、物流業界におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、全国400拠点の情報基盤を短期間で構築しました。この取り組みは、クラウドデータベース「JUST.DB」を活用した完全ノーコードのシステム開発によるもので、わずか3名のメンバーによって約3,000名規模の運用基盤が整えられました。
導入の効果と成果
1. 業務のスピードが劇的に向上
2025年4月から本格運用がスタートし、業務の様々なシーンで「JUST.DB」が活用されています。特に、乗務承認や営業案件管理、契約管理など、多岐にわたる業務がデジタル化され、情報の把握がリアルタイムで可能になりました。この結果、意思決定の精度とスピードが格段に向上しています。
2. 承認プロセスの大幅短縮
物流の現場では、フォークリフトの乗務承認プロセスがデジタル化され、大幅に効率化されました。従来は、紙の承認が必要で1週間もかかっていたプロセスが、1日に短縮されました。これにより、現場の稼働率が改善され、即戦力化が進んでいます。また、新たな「ドライバー乗務上申」システムも導入され、スキル習得から実稼働までのタイムラグが最小限に抑えられています。
3. リアルタイムな営業活動管理
従来、400拠点からの営業進捗管理は手作業によるExcel集計が必要で、週次や月次でしか状況が把握できませんでした。「JUST.DB」を導入したことで、営業進捗がリアルタイムで可視化され、速やかな対策が講じられるようになりました。これにより、現場には新たな気づきが生まれ、業務の改善が続いています。
チームの力とノーコードの恩恵
情報システム部のわずか3名のメンバーが中心となり、迅速な内製開発を進めました。ノーコードである「JUST.DB」の特性を活かし、プログラミングの工程を排除して現場のニーズに応じたアプリを次々と展開していきました。「まず作ってみる」というアプローチを大切にし、Web会議を通じて現場の要望をリアルタイムにシステムに反映させる手法が成功の鍵となりました。
デジタル化への決意と社会的責任
福山通運は、物流業界が抱える人手不足や物価上昇といった課題に対して、デジタル化を進めることで現場の機動力を向上させ、社会インフラとしての責任を果たす決意を示しています。中期経営計画としてDX推進を最優先事項として掲げ、具体的な戦略を打ち出しています。「JUST.DB」は、現場主導の迅速な改善を実現するための強力なプラットフォームとなっています。
福山通運からのコメント
福山通運の情報システム部部長、石川亮氏は次のように述べています。「ノーコードのスピード感で、現場の課題に柔軟にカスタマイズできることが、我々の変化のきっかけになっています。今後もIT部門としての役割を果たし、売上向上やコスト削減を実現していきたいと考えています。」
導入事例の詳細
福山通運による「JUST.DB」の導入に関する詳細な事例は、公式サイトにて公開されています。具体的な課題や開発体制、追跡可能な結果など、成功事例として他社にも参考にされる内容となっています。
福山通運導入事例ページ
JUST.DBの概要
「JUST.DB」は、高い拡張性と高度なカスタマイズ性を持つ完全ノーコードのクラウドデータベースです。業務フローの自由な設計ができ、自動化によって業務効率が飛躍的に向上します。登録ユーザー数ではなく同時ログインユーザー数で料金が決まるため、導入コストを抑えられ、広く企業全体での利用が進んでいます。社名や商品名は各社の商標または登録商標です。