港区立郷土歴史館で日本の菓子文化を探る特別展が開催！

港区立郷土歴史館特別展「暮らしの中のお菓子」

開催概要

港区立郷土歴史館が10月18日から12月14日まで、特別展「暮らしの中のお菓子」を開催します。この展覧会では、日本のお菓子の歴史を明らかにしながら、現代の私たちの生活にどのように取り入れられているのかを探る貴重な機会となります。

菓子の歴史と変遷

日本における菓子の起源は、古代に遡ることができ、当時は主に天皇や貴族といった上流社会の食事に取り入れられていました。これが時代を経るごとに進化し、やがて庶民にも楽しめる食文化として根付いたのです。本展では、時代を超えたさまざまな菓子に触れながら、その変遷を追うことができます。

行事食としての菓子と浮世絵

展示内容には、年中行事や祭りの場面を描いた浮世絵や、菓子型下絵帳、さらには菓子の木型など、その時代に作られた行事食としての菓子や季節を感じさせる菓子が紹介されます。これにより、過去の人々の食生活や文化に対する関わりを直感的に理解することができるでしょう。

港区の菓子店の変遷

また、本展では江戸時代の買物案内書や明治以降の広告資料を通して、港区域の菓子店の歴史的な変遷も追います。これにより、地域の人々が菓子とどのように関わってきたのかを深く考察することが可能となります。この視点を通して、私たちの生活と菓子の関わり方についても新たな発見が待っているでしょう。

開催情報

- 開催期間: 令和7年10月18日（土）～12月14日（日）
- 会場: 港区立郷土歴史館特別展示室（白金台四丁目6番2号場所：ゆかしの杜内）
- 開館時間: 午前9時～午後5時（毎週土曜日のみ午後8時まで）
- 休館日: 11月20日（木）
- 特別展観覧料:
- 大人: 400円（団体320円）
- 小・中・高校生: 200円（団体160円）
- 常設展とのセット料金: 大人600円（480円）、小・中・高校生200円（160円）
※区内在住・在学の小中高生、区内在住の65歳以上の方、障害者と介助者1名の観覧料は無料です。証明を持参してください。

本展は日本の菓子文化に触れ、理解を深める良い機会です。菓子が持つ深い意味やその背景をこの特別展でぜひ体験してください！