第21回日銀グランプリの決勝大会が終了
2025年11月29日、日本銀行の本店にて大学生を対象とした金融・経済に関する小論文のコンテスト「第21回日銀グランプリ」の決勝大会が盛況のうちに開催されました。本大会は、書類審査を通過した4つのチームが、各自の小論文について報告を行い、その後審査員との質疑応答が行われました。今回は充実した内容とともに、多様な視点からの議論が展開されました。
受賞結果
今回の大会では、最優秀賞、優秀賞、特別賞がそれぞれ選定されました。以下に、受賞チームの情報をまとめます。
最優秀賞
- - 受賞チーム: 佐桑幹太、天野多恵、西崎百花、吉川周吾(同志社大学政策学部)
- - タイトル: Chain Referral Program for e-Tax
~繋がりで波及させるキャッシュレス納付推進案~
このチームは、キャッシュレス納付の推進をテーマに、繋がりを生かした新しいプログラムを提案しました。
優秀賞
- - 受賞チーム: 岡田知也、波羅哲、生田真大、藤原悠翔(東京大学)
- - タイトル: デジタル防災円(DPY)
デジタル通貨と災害対策を結びつける、画期的なアイデアを持つ提案が評価されました。
優秀賞・審査員長賞
- - 受賞チーム: 森山颯太、山本渉太(帝京平成大学)
- - タイトル: 「日銀文学」を超えて
~風を読む経済情報の可視化と発信改革~
経済情報の提供方法の革新にスポットを当てた洞察力ある内容が評価されました。
優秀賞・ユニーク賞
- - 受賞チーム: 藤下冴恵、永田咲、山崎真央、中島仙太郎(同志社大学商学部)
- - タイトル: MAの新しいものさし
~企業MBTIが示す相性マトリクス~
企業の相性を数値化することで、新たなビジネスチャンスを生む提案が印象的でした。
審査員の紹介
審査は日本銀行副総裁の氷見野良三氏をはじめ、経済界や金融業界から集まった専門家たちが行いました。彼らの専門的な視点から、提出された各小論文の内容が厳格に評価されました。
大会の意義
このコンテストは、学生たちが金融・経済についての理解を深め、将来の経済社会に貢献するための優れたアイデアを育む機会を提供しています。参加者たちが、それぞれの独自な視点で金融の未来を考える姿は非常に印象的でした。今後も日本銀行として、次世代の経済人を育成する取り組みを推進していく意向です。
普段はなかなか触れることのない金融・経済の課題を真剣に考えて提案した彼らの姿勢は、金融教育の大切さを再認識させるものでした。受賞作品は後日、日本銀行の公式ホームページに掲載される予定です。