メタウォーター、DX認定事業者に初認定
2023年2月1日、メタウォーター株式会社は経済産業省が制定したデジタルトランスフォーメーション(DX)認定制度に基づき、DX認定事業者に認定されました。このニュースは、水道業界において初めてのケースとなります。
DX認定の意義と背景
「DX認定制度」は、情報処理の促進に関する法律に基づき、企業がデジタル技術を活用して社会変革を図るための準備が整っていると、国に認められた企業に対して付与されるものです。経済産業省が策定した「デジタルガバナンス・コード」に対応すべく、メタウォーターはこの認定を受け、さらなる社会課題の解決を目指します。
メタウォーターのDX推進に向けた取り組み
メタウォーターグループでは、水資源や環境インフラが抱えるさまざまな社会的課題の解決に向け、DXを推進しています。その具体的な方針としては、プラントのライフサイクルコスト(LCC)の最小化、運営の最適化に注力しています。このビジョンに基づき、設計プロセスの効率化や省人化を進めることで、老朽化が進む施設の改修や自治体の財政問題、技術者不足といった課題に貢献しようとしています。
さらに、自治体や異業種のパートナー企業との連携を通じて、新たなイノベーションの創出や価値の向上を図っています。これにより、地域社会への貢献を強化し、持続可能なインフラの未来を創り出すことを目指しています。
社内のデジタル化と働き方改革
また、社内においても事業環境のデジタル化に積極的に取り組んでいます。業務効率の向上を狙い、クラウドベースの業務システムやデータ共有基盤の整備を進め、組織全体での情報活用を促進しています。これにより、迅速な意思決定が可能になり、更なる生産性向上を実現しようとしています。
リモートワーク環境の整備も進んでおり、柔軟で働きやすい職場づくりに注力しています。また、デジタル技術を活用した新しい働き方や組織文化の構築を目指し、DX人材の育成にも力を入れているのです。
まとめ
メタウォーターのDX認定を受けたこの新たな挑戦は、同社が掲げる持続可能な水道インフラの実現に向けた重要な一歩です。公式ホームページでは、同社のDXへの取り組みが詳細に説明されています。今後も、その動向に注目が集まります。
詳細は、
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