東海発酵文化の魅力を体感！「発酵ツーリズム東海 uまみの聖地巡礼」

東海発酵文化の魅力を堪能する「発酵ツーリズム東海」

2025年5月17日（土）から7月13日（日）まで、東海地方の発酵文化をテーマにした「発酵ツーリズム東海」が開催されます。このイベントは、発酵デザイナーの小倉ヒラク氏を中心とした「発酵ツーリズム東海実行委員会」が主催し、岐阜県、愛知県、三重県の3県で展開されます。公式Webサイトで情報が公開され、体験プログラムの予約が開始されるのは2025年3月25日です。

東海地方の発酵文化の発信地

発酵文化は地域の自然や歴史を反映したものであり、このプロジェクトでは日本酒、醤油、味噌、酢、みりん、熟れ鮨や伝統寿司といった多彩な発酵食品を通じて、その地域に根付いた文化を体験できます。2ヶ月間のイベントでは、特に発酵を生み出す「人」と「地域」に焦点を当てた展覧会や体験プログラムを展開し、参加者が五感を使って発酵の魅力を堪能できるように工夫されています。

多様なプログラムの紹介

イベントは、2つの大規模な展覧会、50件以上の蔵開き、および100件の体験プログラムで構成されています。たとえば、最初の展覧会「うまみの聖地巡礼展」では、日本各地の発酵文化の知恵や技法を比較し、東海地方がどのように「うまみの首都」となったのかを探ります。

展覧会①「うまみの聖地巡礼展」

- 会期: 5月17日～7月13日（10:00～17:00）
- 会場: みんなの森ぎふメディアコスモス（岐阜県岐阜市）
- 入場料: 無料

展覧会②「すしの千年を巡る旅」

- 会期: 5月17日～7月13日（9:30～17:00、木曜定休）
- 会場: MIZKAN MUSEUM（愛知県半田市）
- 入場料: 無料

体験プログラムの魅力

また、サブイベントとして行われる「体験プログラム」では、実際に醸造蔵や飲食店での「うまみ体験」があり、多くのプログラムが用意されています。たとえば、発酵の奥深さを学べるワークショップや、地元の発酵食品を楽しむツアーなどがあります。

未来に向けた発酵文化の調査

このプロジェクトは単なる観光イベントにとどまらず、東海地方の発酵文化に関する調査やフィールドワークも実施します。各地域の醸造技術や歴史的な背景を探り、その情報を基に公式ガイドブックも作成されます。このパンフレットは、訪れる人々にとっての貴重な資料となり、次世代への発酵文化の伝承にも寄与することでしょう。

特別イベントの概要

その他にも、奥田政行シェフ・小倉ヒラク氏との特別イベントや、発酵に関するワークショップ、マルシェなども開催予定です。多様なプログラムを通じて、参加者は東海ならではの発酵文化を体験することができます。

今回の「発酵ツーリズム東海」は地域の発酵文化を次世代へとつなげる貴重な機会であり、多くの方々に楽しんでいただけるものとなることでしょう。ぜひ、公式Webサイトを訪れ、詳細情報や予約をご確認ください。