ミャンマー地震における緊急支援報告会
2025年4月11日(金)午後6時から7時まで、AAR Japan主催のオンライン報告会が開催されます。この会議では、3月28日に発生したミャンマー中部の大規模な地震の影響について、特に注目されています。
ミャンマーでは、この地震により死者が3,500人近くに達し、マンダレーやザガイン、ネピドーといった都市で深刻な被害が発生しました。多くの建物が倒壊し、気温が40度近くにまで達する中、多くの人々が避難状況を余儀なくされています。
AAR Japanは、地震の発生後すぐに調査を行い、現地の協力団体と連携して緊急支援物資の配付を進めています。食料や飲料水を届ける活動を通じて、多くの命を救う努力が続けられています。
この報告会では、東京事務局の野際紗綾子マネージャーが、現地での支援活動についてオンラインで詳しく報告します。特に、ミャンマーで続く政治・社会の混乱の中での支援活動の重要性や実態についてお話しします。
オンライン会議の詳細
- - 日時: 2025年4月11日(金)午後6時〜7時
- - 定員: 450人(先着順、要事前申込)
- - 参加費: 無料
- - 参加方法: ZOOMウェビナー
参加を希望される方は、事前にお申し込みが必要です。申し込みは4月11日正午締切となっており、開催当日には必要な参加用URLなどが送信される予定です。ただし、現在ミャンマーの通信環境が非常に不安定なため、万が一オンライン中継が途絶える場合には、担当職員が別の形でサポートし、報告を行うことをご了承ください。
登壇者プロフィール
野際 紗綾子(NOGIWA Sayako)
AAR東京事務局支援事業部マネージャー兼アドボカシーマネジャー。彼女は外資系金融機関での勤務を経て、2005年よりAARで活動を開始しました。これまでミャンマーのサイクロン・ナルギス、インドネシアのスマトラ沖地震、パキスタン洪水、東日本大震災など、数多くの緊急支援活動に従事してきました。また、認定NPO法人ジャパン・プラットフォーム(JPF)の常任委員、日本UNHCR・NGO評議会(J-FUN)の共同代表、日本障害者協議会(JD)の理事、障害分野NGO連絡会(JANNET)の幹事としても活躍しています。
この報告会は、海外での人道支援に関心のある方はもちろん、ミャンマーの現状に関心を寄せるすべての方に向けた貴重な機会となります。ぜひご参加ください。