弥彦村の空き家・空き地バンクが生まれ変わる
新潟県弥彦村では、株式会社ジェクトワンが持つ空き家事業のノウハウを活かし、「弥彦村空き家・空き地バンク」をリニューアルしました。この取り組みは、村の資源である空き家や空き地を活用し、地域の活性化を図るための重要な施策の一環です。
空き家事業の背景
近年、日本全国で空き家が増加し、その活用方法が大きな課題となっています。弥彦村も例外ではなく、空き家の増加が地域の活力を低下させる要因となっています。そこで、ジェクトワンは昨年から弥彦村と連携し、空き家対策のコンサルティングを行ってきました。その成果として、今回のリニューアルが実現しました。
リニューアルのポイント
今回の空き家バンクのリニューアルでは、デザインやユーザーインターフェースにこだわり、視覚的に分かりやすく使いやすいサイトが構築されました。これにより、地域住民はもちろん、県外からの移住希望者にも利用しやすい環境が整いました。
1. 360度カメラによる物件紹介
リニューアルの一環として、物件の室内や外観を360度撮影し、パノラマ画像として掲載しています。これにより、従来の2D画像では伝わりにくかった物件の詳細を、よりリアルに体験することが可能です。
2. 特設ページの設立
新たに設けられた「県央地域空き家特設ページ」では、弥彦村および三条市の物件情報が総合的に閲覧でき、県央エリア全体としての空き家・空き地対策に貢献しています。
3. 空き地の登録も開始
従来の空き家情報の掲載に加え、新たに空き地の情報も扱っています。これにより、地域の資源をフル活用した取り組みにますます期待が寄せられています。
アットホームとの連携
さらに、「弥彦村空き家・空き地バンク」は、全国の空き家情報を集約する「アットホーム 空き家バンク」とのAPI連携を開始しました。この連携により、物件情報がより広範囲に発信されることとなり、県外在住者を含む多くの方々に情報提供が行えます。この取り組みは、弥彦村が全国で4都市目の実施となります。
地域活性化への期待
ジェクトワンの担当者である熊谷浩太氏は、「アクセス数の増加とマッチングの成果が見込まれる」とし、今回のリニューアルが地域活性化につながることへの期待を寄せています。
未来への展望
ジェクトワンは、今後も様々な形で空き家問題の解決に向けたサポートを続けていく方針です。空き家の活用は、地域の魅力を引き出す大きな鍵となります。弥彦村の取り組みが全国における模範となることを願っています。
会社概要
- - 社名: 株式会社ジェクトワン
- - 本社所在地: 東京都渋谷区渋谷二丁目12番19号
- - 設立: 2009年1月28日
- - 代表取締役: 大河 幹男
- - 資本金: 1億円
- - 事業内容: 総合不動産開発、リノベーション、賃貸管理、空き家事業など
- - 公式サイト: ジェクトワン