テックファームが開発したXRグラス「MiRZA」の魅力
テックファーム株式会社が、NTTコノキューデバイス社の最新XRグラス「MiRZA」のユーザーインターフェースを設計し、独自の操作アプリケーションを開発したことが発表されました。このデバイスは、ビジネス用途に加えて一般消費者向けの機能も充実しており、これまでにはない新たなモバイルデバイスとして注目を集めています。
世界初のAR2搭載XRグラス
「MiRZA」は、メガネ型のデザインで軽量かつコンパクトなつくりが特徴です。特に注目したいのは、スマートフォンと無線接続するという新しいアプローチを採用し、AR2のチップセットSnapdragon® AR2 Gen 1を搭載している点です。これにより、デバイス内部でのソフトウェア処理を分散させ、よりスムーズな体験を提供することが可能になります。
前面にはカメラが搭載されており、Vlogの撮影も手軽に行えます。センサーは6DoFに対応し、多様なシーンで利用できることから、さまざまなビジネスやエンターテインメントの場面でも活用できるでしょう。
外出先でも快適な業務遂行
特にビジネスユースにおいては、移動中や外出先でも快適に業務を行うことができます。複数のアプリを同時にグラスに表示することができ、他人にのぞき見される危険性も低くなります。加えて、カメラ、マイク、スピーカーを内蔵しているため、通常のスマートフォンで行っていた通話や撮影もこのデバイスで行うことが可能です。このような特性を活かしたソフトウェアが、テックファームによって開発されました。
ユーザーインターフェースとアプリ機能
本デバイスでは、ユーザーがスマートフォンを操作端末として利用する仕組みが設けられています。そのため、外出先でも円滑な操作ができるユーザーインターフェースが心掛けられ、さらに特定の機能を持つスマホアプリが開発されています。このアプリには、外部ウェブサイトへのアクセスが可能なブラウザウィンドウ、静止画の撮影、スクリーンキャプチャ、天気情報やカレンダー通知の表示など、多彩な機能が搭載されています。
先進的なテクノロジーの活用
開発環境として「Snapdragon Spaces XR プラットフォーム」が利用され、このクアルコムの技術を基にしたアプリ開発もテックファームのおかげで実現しました。これにより、モバイル及びXR技術における革新的な取り組みが進み、テックファームグループは幅広い産業におけるデジタルトランスフォーメーションを推進しています。
テックファームのビジョン
1998年の創業以来、テックファームは最先端のテクノロジーを駆使して、日本初や世界初のサービスを次々と実現させてきました。特に、モバイルインターネットサービスや3D/XR技術の分野では豊富な経験を持ち、常に新しい価値を創出することを目指してきました。最近では、AIやメタバース技術の導入にも注力し、さらなる発展を遂げています。これらの取り組みは、今後のXRデバイスの発展に大きく寄与することでしょう。
結論
テックファームが手がけたXRグラス「MiRZA」は、ビジネスからエンターテインメントまで多彩な可能性を秘めています。このデバイスが提供する新たな体験は、私たちの生活をより豊かにし、業務の効率化にも大いに役立つことでしょう。今後の進化から目が離せません。