「探究型海洋教育」全国参加団体募集
株式会社リビエラリゾート(神奈川県逗子市)が一般社団法人日本海洋アカデミーと連携し、海洋教育プログラム『海の学校(福祉)』と『海洋キャンプ(1泊2日)』の全国参加団体募集を始めました。これは、海離れや自然体験の格差、非認知能力の低下という社会課題に対処するための取り組みです。
海洋教育が今なぜ必要か?
レジャー白書のデータによると、1985年には約3,790万人だった海水浴客数が2023年には360万人にまで減少しています。この数字は、海を見たこともない子どもたちが増えていることを示しており、特に都市部ではその傾向が顕著です。また、不登校児童も増加し、自然体験の格差は教育の不平等や自己肯定感の低下にもつながっています。
海での挑戦や仲間との交流は、力を数値化できない「非認知能力」の育成に直結します。これこそが、ウェルビーイング教育としての重要性を再認識させる要素です。
リビエラと日本海洋アカデミーの成功の秘訣
リビエラリゾートは、アジアで初めてブルーフラッグ認証を受けたマリーナの運営を行い、海との共生ライフスタイルを推進しています。日本海洋アカデミーも、青少年の育成だけでなく、指導者の養成にも力を入れており、2006年から継続的に海洋教育プログラムを展開しています。今までに8,800名以上の参加者を受け入れ、教育機関や福祉団体から高く評価されています。
募集概要とプログラム内容
1. 海の学校~福祉~(日帰り)
- - 対象: 全国の障がい支援施設、児童福祉施設、フリースクール等の団体(18歳以下)
- - 期間: 2026年3月末まで
- - 場所: 神奈川県藤沢市または三浦市
- - 参加費: 無料(送迎バス手配可、要相談)
- - 定員: 1団体約30名まで
プログラム内容には、クルーズ体験やビーチコーミング、海でのセラピー体験などが含まれ、参加者の特性に応じた提案を行います。
2. 海と森ハイブリッド海洋キャンプ(1泊2日)
- - 対象: 全国の教育機関(18歳以下)
- - 期間: 2026年3月末まで
- - 場所: 神奈川県三浦市リビエラシーボニアマリーナ
- - 参加費: 無料
- - 定員: 1団体約50名まで
このプログラムでは、海と森をテーマにしたアクティビティを通じて、自然との共存の意識を育むことを目的としています。アクセスディンギー操船やフィッシング体験、ビーチクリーンなど、多彩な内容が用意されています。
環境意識の向上と未来を担う人材の育成
海洋教育を通じて、子どもたちに生命の尊重や自然環境への意識を高める機会を提供しています。特に、本プログラムは教育機関や福祉施設の枠を超え、全国の子どもたちに機会を提供することができる貴重な活動です。
私たちの未来を担う子どもたちに、海の持つ多様性とその重要性を体験を通じて学んでもらい、次世代を担う力を育むことが、この取り組みの目的です。参加を希望する団体は、以下の応募フォームからお申し込みください。