宇宙旅行から宇宙生活へ、ElevationSpaceが描く未来
「誰もが宇宙で生活できる世界」を目指し、宇宙機開発を行う株式会社ElevationSpaceは、シリーズAラウンドで14億円超の資金調達を実施しました。これにより、2021年2月創業以来の累計調達額は約21億円に達しました。
ElevationSpaceは、宇宙空間での研究開発や実証を可能にするプラットフォーム「ELS-R」を開発しています。ELS-Rは、小型衛星で宇宙に物資を運び、実験や実証を行った後、地球に帰還させることができます。この技術により、これまで宇宙利用のハードルが高かった企業や研究機関も、気軽に宇宙空間を活用できるようになります。
今回の資金調達により、ElevationSpaceはELS-Rの開発体制を大幅に強化し、宇宙から地球への帰りの便となる「ELS-RS」事業や、日本の宇宙開発競争力を高める「Co-Creation」事業を加速させていきます。
日本の宇宙開発を牽引するElevationSpaceの挑戦
ElevationSpaceが目指すのは、単に宇宙へのアクセスを容易にするだけではありません。宇宙空間での経済活動を活性化させ、人々の生活を豊かにすることを目指しています。
具体的には、以下の3つの事業を展開しています。
ELS-R事業: 宇宙環境利用・回収プラットフォーム「ELS-R」の開発・提供
ELS-RS事業: 宇宙から地球への物資輸送サービスの提供
*
Co-Creation事業: 宇宙ビジネス参入を検討する企業向けの支援
これらの事業を通じて、ElevationSpaceは、宇宙開発分野における日本の競争力を高め、世界をリードする存在を目指しています。
誰もが宇宙に触れる未来へ
ElevationSpaceは、宇宙ビジネス参入を検討する企業に対して、宇宙ビジネス研修サービスを提供するなど、積極的に支援を行っています。誰でも宇宙に関わることができる環境を作ることで、宇宙産業の裾野を広げ、より多くの企業や個人が宇宙開発に参画できる未来を目指しています。
ElevationSpaceは、日本のモノづくりの力を結集し、誰もが宇宙で生活できる世界を創り、人の未来を豊かにするという壮大なビジョンを実現するために、これからも技術開発と事業展開を加速させていく予定です。