岡山大学の研修
2025-04-08 06:36:22

岡山大学が開催したストーリーテリング研修の成果と意義

岡山大学が開催したストーリーテリング研修の成果と意義



国立大学法人岡山大学(岡山市北区、生野学長)は、2025年3月12日と13日に本学津島キャンパスで「ストーリーテリング研修」を実施しました。講師にはマーキュリッチ株式会社の野村尚義取締役を迎え、参加者である大学院生13名が実践的なスキルを学びました。ストーリーテリングは、情報をただ伝えるのではなく、物語性を持たせて聞き手に感情的なインパクトを与える手法であり、特にビジネスシーンでのコミュニケーション力を高めるために注目されています。

この研修では、単なる講義だけでなく、グループワークや発表、資料作成を通じて実地に学びました。野村取締役はストーリーテリングの基本から、日常生活のエピソードを交えた実践的なノウハウを参加者に伝え、全体的なスキル向上を図りました。受講者からは「自分の不足している点を認識できた」「コミュニケーションや就職活動に活かせるスキルを得た」といった感想が寄せられ、研修の意義を実感したようです。

研修の締めくくりには、佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)が参加者にエールを送りました。彼は「学んだことを日常にどう活かしていくかが重要であり、相手に変化を感じさせるストーリーテリングの力を駆使してほしい」と激励しました。これは、研究成果をただ発表するのではなく、その成果をどのように伝えて行動を促すかの重要性を説いたもので、参加者たちにとって大きなインスピレーションとなったことでしょう。

岡山大学は、自らを総合的な研究大学として位置付け、研究内容を地域や社会にわかりやすく伝えるためのスキルを養う重要性を理解しています。研究が進むうちに、専門性が高まり理解しづらくなることがありますが、参加者たちは今回の研修を通じて、情報を伝えることの難しさやそれを克服する方法を学びました。

ストーリーテリングを使うことで、ただ情報を受け取るだけでなく、聞き手の心に残るようなコミュニケーションが可能になります。これは、院生が日々研究しているテーマを他者に理解してもらうために非常に貴重なスキルであり、今後の研究活動や職業人生においても大きく役立つでしょう。

更に、今回の研修は国立研究開発法人科学技術振興機構の「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」の取り組みの一環として実施されました。岡山大学は、このプログラムを通じて、未来の科学者や研究者を育成することに努めています。また、地域との連携を深め、持続可能な社会を創るための基盤を作ることも目指しています。

私たちは今後も、岡山大学が行う様々な取り組みに注目し続け、大学の成長とその成果を見届けていきたいと思います。地域に根差しながら、革新を次々と生み出す岡山大学の未来に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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