スローカロリー講演会
2016-03-22 17:00:01
スローカロリー研究会の講演会が健康の未来を探る!
スローカロリー研究会の講演会が健康の未来を探る
最近、食生活における新たな視点として注目を集めている「スローカロリー」。この概念を広めるために活動する一般社団法人スローカロリー研究会は、先日「最強宣言!スローカロリーで世界一を狙おう」というテーマで第2回講演会を開催しました。
スローカロリーの旗振り役
同研究会の理事長を務める公益財団法人結核予防会の宮崎滋医師が、今年度の活動報告と来年度の計画を紹介。現在約800名の医療・保健指導スタッフが活躍している中、来年度にはその数を3,000名に増やすことを目指し、一般の生活者への普及も強化する意向を示しました。また、「スローカロリー推進マーク」を新たに策定し、それに基づく製品やサービスを認証することで、さらに多くの人々にスローカロリーの重要性を伝えることに力を入れると述べました。
食事と健康寿命の関係
次に、武庫川女子大学の家森幸男教授が、「健康長寿の秘訣はスローカロリー」というタイトルで講演。家森教授は、世界25ヶ国における食生活調査を通じて、食事と健康寿命の密接な関係について言及しました。食生活の欧米化がもたらすリスクや、大豆を用いたスローカロリー食の効果が強調され、実際の調査結果を基に血糖値やインスリン抵抗性への影響が示されました。
アスリートの実践的な知恵
また、パワーリフティング74kg級の日本記録保持者である大谷憲弘選手が、競技におけるエネルギー管理の重要性について述べました。特に、日々のトレーニングにおいて、糖質の摂取タイミングと質がパフォーマンスに与える影響を自身の経験から語り、多くの参加者が食生活を見直すきっかけとなる内容でした。
質疑応答で盛り上がる参加者たち
講演会には約130名が参加。質疑応答の時間では、活発な意見交換が行われ、講演者に対する個別の質問も多数寄せられました。特に管理栄養士や保健指導関係者からの具体的な事例を基にした質問が多く、スローカロリーについての理解を深める機会となりました。
講演での専門家の見解
会の最後には、食生活と健康について研究を続ける専門家がそれぞれの見解を述べ、小さな積み重ねが健康を促進する重要な要素であることを強調しました。特に、日々の食事にスローカロリーを取り入れることで、生活習慣病予防につながる可能性を示唆しました。
このように、本講演会はスローカロリーの重要性を広く伝え、健康づくりのための具体的なアプローチを提案する場となりました。今後もスローカロリー研究会の活動から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
一般社団法人スローカロリー研究会
- 住所
- 東京都港区西新橋2‐8‐11株式会社創新社内
- 電話番号
-
03-5521-2881