ドローン革命！外壁調査を低コストで実現する新サービス

福岡市に本拠を置く株式会社ドローンメイトが、九州及び山口エリアで新たな試みとして、「ドローンによる赤外線外壁調査」を本格的にスタートしました。この新サービスは、高層ビルや特定建築物の外壁調査を、従来の方法に比べて大幅に低コストで短期間に行う革新的なアプローチです。

新しい外壁調査のスタイル

外壁の状態を把握するための通常の方法では、足場やゴンドラを設置する必要があり、多大なコストがかかります。しかし、ドローンメイトの新サービスでは、ドローンを活用することで、わずか1日から2日で調査を完了でき、コストも従来の約6分の1に抑えることが可能です。これにより、特に高層マンションなどの調査において、経済的なメリットが生まれます。

たとえば、12階建てのマンションにおいても、ドローンはわずか10秒ほどでアクセスでき、迅速な調査を実現します。このアプローチは、特定建築物が義務付けられている10年に1度の外壁全面点検を行う上で、非常に役立つ手法となります。

低コストでの利点

外壁のタイル剥落事故を未然に防ぐためには、外壁の点検が不可欠です。しかし、従来の方法では高いコストが障壁となっていました。ドローンによる調査では、従来のゴンドラを用いた打診法と比べて、1㎡あたりの価格が120円から350円程度と抑えられています。この合理的なコストパフォーマンスが、より多くの建物での調査を可能にします。

浮きやひび割れを的確に検出

浮きやひび割れといった外壁の劣化現象は、目視では捉えることが難しく、従来の手法では打診棒を使って調査が行われますが、これには足場を組む必要があります。ドローンメイトの赤外線外壁調査では、赤外線カメラを利用して、浮きを非接触で明らかにすることができます。

調査においては、撮影された画像をもとに、浮きの面積、タイル枚数、ひび割れの長さをカウントし、劣化状況を可視化して報告書にまとめます。これにより、建物の大規模修繕工事に伴う追加工事のリスクを減少させ、予算報告がスムーズに行えるようになります。

安心安全な運用体制

ドローンの調査は、高精度な技術が求められますが、夜間撮影を含む特殊な撮影方法も取り入れ、さらに精度向上に努めています。赤外線画像の解析も社内で行い、専門の赤外線建物診断技能士が全てのプロセスを担当。調査時には住居者のプライバシーを守るために映り込み対策も徹底されています。

また、ドローン操作は国家資格を持つ操縦士が行い、安全面でも万全の体制を整えています。