ウェブアクセシビリティツール「WEJEX」の提供開始。障害者差別解消法に対応した新たなサービス

ウェブアクセシビリティツール「WEJEX」の登場

株式会社WEJEXは、2024年3月1日よりウェブサイト利用時のさまざまな制約を解消するための新たなウェブアクセシビリティツール「WEJEX」の販売を開始すると発表しました。これは国内最多となる5600通りの機能の組み合わせを提供し、利用者個々のニーズに応じたカスタマイズが可能です。

改正障害者差別解消法の施行に向けて

2024年4月1日から施行される改正障害者差別解消法では、これまで努力義務だった障害者への合理的配慮の提供が義務化されます。この法律は、障害者が社会で平等に生活できる環境を整えることを目指しており、ウェブサイトにおけるアクセシビリティの確保もその一環です。ウェブサイトは多くの人々に利用される情報源であり、障害者が不利益を被ることのないようにすることが重要です。

近年、日経BPコンサルティングの調査によると、全盲者の90%以上がウェブサイトを通じた情報収集や手続きで困難を経験したことがあるとの結果が示されています。このような実態から、全ての事業者にはウェブアクセシビリティを確保する責任があります。

WEJEXの特徴

WEJEXは、以下のような特長を持っています：

1. カスタマイズの柔軟性
WEJEXでは、5600通りに及ぶカスタマイズが可能で、利用者は自分の症状に応じた設定を手軽に行うことができます。サイトで表示されるアイコンをクリックするだけで、簡単に設定画面を呼び出せます。特に、視覚や認知に関する様々な症状に対する対応も用意されています。

2. ブラウザやデバイスを問わない利用
WEJEXは、利用者の環境に依存せず、幅広いデバイスやブラウザで利用可能です。

3. 簡単な導入手続き
導入は簡単で、ウェブサイトに特定のタグを埋め込むだけで利用可能になります。WordPressやShopify、Wixといった多くの人気プラットフォームへの対応が期待されています。

4. GDPR準拠による安全性
利用者のプライバシーを尊重し、GDPRに準拠した情報セキュリティの体制を整えています。設定情報はCookieではなくローカルストレージに保存されるため、安心して利用できます。