「KUBOTA GIN」ロンドン・インターナショナル・アワーズでの快挙
新潟県の朝日酒造株式会社が2024年に新たに発売した「KUBOTA GIN」が、世界的に権威ある「ロンドン・インターナショナル・アワーズ(LIA)2025」でシルバー賞を受賞しました。この受賞は、品質やデザインへのこだわりが評価されたものです。
商品概要と特徴
「KUBOTA GIN」は、ジンならではの清々しさを持っており、日本の里山の自然を感じさせる香りに満ちています。特定のボタニカルだけでなく、里山の複雑な香りをゆっくりと楽しむことができることを目指しています。飲みやすさと香味のバランスを重視し、見た目の上質感も大切にしています。そのため、多くの人に親しまれ、飲む機会を増やしてもらえるようなジン作りを進めています。
卓越したブランディングデザイン
この受賞は、デザインを手がけたクラウドエイト株式会社による成果でもあります。デザインリーダーの橋本善司氏を中心に、里山をテーマにしたコンセプトが見事に具現化されました。彼は「DRY GINの本場ロンドンで評価され光栄だ」と語り、プロジェクトチーム全員の努力と協力が実を結んだと感謝の意を示しました。
ボトルのデザインには、里山の自然を象徴する水や木々、風のイメージが反映されています。抽象表現を取り入れることで、見る人によって感じ方が異なり、思い出の中の自然を想起させるように設計されています。
賞の意義と今後の展望
ロンドン・インターナショナル・アワーズ(LIA)は1986年に創設され、世界中の優れたクリエイティブ作品を表彰する権威ある機関です。日本の「里山」をテーマにしたデザインが国境を越えて評価されたことは、国内外でのブランド力発信の大きなチャンスを意味します。
朝日酒造株式会社の常務取締役である牧野恭氏も喜びを表し、この受賞を活動の刺激にして、さらに多くの人々に「KUBOTA GIN」を楽しんでもらうことを目指します。
おわりに
若いクリエイターたちの教育プログラムなどにも貢献しているLIAからの評価は、業界全体の発展にも大いに影響を及ぼします。「KUBOTA GIN」の今後の活躍や新たな製品のリリースが楽しみです。日本の伝統と文化を受け継ぐお酒として、このジンがどのように成長していくのか、一層注目が集まります。