UPWARDの新技術特許出願
2025-07-31 11:02:02

UPWARD、独自技術『Elastic Geofence AI』の特許出願で滞在検知精度の向上を実現

UPWARDが新技術『Elastic Geofence AI』で営業支援を革新



UPWARD株式会社(東京都千代田区、代表取締役 CEO:金木 竜介)は、外回り営業の滞在検知の精度を大幅に向上させる新技術『Elastic Geofence AI』を開発し、特許を出願したと発表しました。この技術は、営業支援モバイルアプリ『UPWARD』に搭載され、営業担当者が顧客接点の管理をより効率的に行えるようになります。

新技術の背景と課題解決


これまで、UPWARDでは滞在先の周辺にジオフェンス(仮想的な地理境界線)を設けて自動的に滞在を記録する技術を提供してきました。このシステムにより、営業担当者は顧客を別途検索することなく、リアルタイムで活動報告ができるようになりました。しかし、従来の技術では、ジオフェンスの中心や半径が固定されていたため、実際の敷地面積や密集度、訪問パターンによって手動で修正が必要となるケースがありました。

例えば、広大な施設で滞在していても正確に検知されなかったり、都市部での複数の施設が近接している場合に、検知が重複することが課題でした。こうした微細な検知のズレや重複を解消し、さらに快適なユーザー体験(UX)を向上させるために開発されたのが『Elastic Geofence AI』です。

Elastic Geofence AIの特長


この新たな技術は、営業担当者の活動情報と地理的情報をAIが学習し、各ユーザーに最適なジオフェンスの中心と大きさを提供します。『Elastic』という名の通り、検知範囲は柔軟に調節可能で、営業スタイルや訪問パターンに応じて自動的に最適化されます。このように、ユーザーごとに効率的な滞在検知が実現されることで、活動情報がより正確に記録され、日報作成時のデータ入力負荷を大幅に軽減します。

この革新により、日々の顧客接点の情報が蓄積され、活用可能なデータとして業務に役立てられるようになります。

未来の展望と屋内測位技術への投資


UPWARDの執行役員 CTO、門畑 顕博氏は、「特許技術によって地理情報のXY軸における滞在検知精度が飛躍的に向上することが期待されます。近い将来、建物内のフロアや部屋の違いを把握できる屋内測位技術への投資も行い、さらなる精度向上を目指します」とコメントしています。UPWARDは、フィールドセールス活動のAIエージェント化を進め、営業の革新に取り組んでいます。

特許出願の概要


今回出願した特許の概要は以下の通りです。
  • - 特願番号:特願2025-113882
  • - 出願日:令和7年7月4日
  • - 発明の名称:情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システム

UPWARDの革新性と市場への影響


UPWARDは、外回り・訪問営業に特化したAI基盤の営業支援サービスとして、顧客との接点を自動記録し、業務効率を高めるための先進的な技術を提供しています。これまでに、クボタや静岡銀行をはじめとする大手企業に400社以上導入されており、次世代の営業DX基盤としての役割を果たしています。技術革新により、フィールドワーカーがより効果的に働くための環境を整え、企業の成長を促進することを目指しています。

詳しい情報はUPWARDの公式サイトを参照してください。


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会社情報

会社名
UPWARD株式会社
住所
東京都千代田区丸の内 1-4-1丸の内永楽ビルディング 26階
電話番号
03-6897-3683

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