免疫性血小板減少症(ITP)の啓発活動が始まります
アルジェニクスジャパン株式会社は、9月の免疫性血小板減少症(ITP)啓発月間に合わせ、病気に対する理解を深めるための活動を展開します。この疾患は、血液中の血小板が減少し、出血しやすくなることが特徴です。具体的な症状としては、あざや歯ぐきからの出血、鼻血、血便、さらには脳出血などが挙げられます。国内での患者数は約25,000人と推定されています。
啓発活動の内容
1. ITP患者・市民セミナー
このセミナーでは、ITPの基本情報や患者と医療関係者とのコミュニケーションの重要性に焦点を当てます。これにより、患者さん自身が納得のいく治療を受けるためのヒントを得ることができる貴重な機会となります。
- - 名称: 納得のいく治療をうけるためのITP患者・市民セミナー
- - 日時: 2025年9月6日(土)13:00~14:45
- - 場所: なんばスカイオコンベンションホール(大阪)及びオンライン
- - 参加費: 無料
- - 参加方法: ウェブサイトからの事前申込制
- - 登壇者: ドクターや患者さん、医療人権センターの理事長など
セミナーのプログラム
セミナーでは、以下の講演が行われます。
- - 講演1: ITPってなに?治療の進歩とこれから
- - 講演2: こんな私もITPです。
- - 講演3: 賢い患者になりましょう
- - パネルディスカッション: 納得のいく治療を受けるために患者ができること
2. 患者インタビュー動画の公開
さらに、実際のITP患者の声を届けるために、インタビュー動画を制作し、公式YouTubeチャンネルで配信しています。この動画では、患者さんが診断を受けた時の心境や、日常生活の影響を率直に語っています。
動画はこちら!
免疫性血小板減少症(ITP)について
ITPは自己免疫疾患であり、免疫グロブリンG(IgG)自己抗体によって血小板が破壊されることが要因です。この疾患は、重度の場合出血リスクを高めるため、早期の知識と治療が重要です。
アルジェニクスジャパンについて
アルジェニクスジャパンは、ベルギーに拠点を置くアルジェニクスBVの日本法人で、免疫疾患に特化した医薬品開発を行っています。患者さんの生活向上に貢献することを目指し、先進的な研究開発に取り組んでいます。詳細は
こちらをご覧ください。
この啓発活動を通じて、ITPに対する理解がさらに深まることを期待しています。