日本旅館20周年
2025-03-03 18:03:19

日本旅館国際コンソーシアムが設立20周年を盛大に祝う

日本旅館国際コンソーシアムが20周年を迎える



日本旅館国際コンソーシアム「ザ・リョカンコレクション」を運営する株式会社アールプロジェクトインコーポレイテッドは、2025年の2月20日に創業20周年を祝うレセプションを東京のThe Okura Tokyoで開催しました。お祝いの席には、業界関係者約120名が集まり、これまでの歩みと未来への決意を新たにしました。

このコンソーシアムは、2004年に訪日外国人旅行者数が613万人だった時に創設され、その理念は日本旅館や地域文化の保存と振興です。設立当初は、ヨーロッパの小規模ホテルの連携モデルを取り入れ、日本独自の戦略を展開してきました。昨年8月23日には20周年を迎え、今後のビジョンを語る場となりました。

代表取締役の福永浩貴氏は、20年間を振り返り、インバウンド政策の進展を実感したとともに、震災や感染病など数々の困難を乗り越えてきたと述べました。「この20年は、多様な地域文化の中心的な役割を担ってきた日本旅館の魅力、そして卓越した食とサービスが、目の肥えた世界の旅行者に正当に評価された結果です」とし、加盟施設や地域の人々、訪れた全てのお客様への深い感謝の意を表しました。

発足当初は年間予約者数200名に対し、2024年には年間予約者数が5万人を超え、海外ロイヤリティプログラムの会員数は10万人に達すると見込まれています。アールプロジェクトは「100年ブランド」を目指し、日本旅館の文化と地域文化の保存に貢献することを誓っています。

株式会社アールプロジェクトインコーポレイテッドの役割



2004年8月に設立されたアールプロジェクトは、日本旅館国際コンソーシアム「ザ・リョカンコレクション」の運営だけでなく、海外高級ホテルチェーンとの関係構築やエキシビジョン事業も手がけています。日本政府や地方自治体の関連事業にも幅広く関与し、高付加価値のインバウンド市場の活性化にも貢献しています。

ザ・リョカンコレクションとは



ザ・リョカンコレクションは、日本初の日本旅館国際コンソーシアムとして、厳格な審査基準を設けたうえで、日本全国の代表的な日本旅館や小規模ホテルが加盟しています。海外市場での営業やマーケティング活動を行い、加盟施設の運営を効率化するため、外国人対応の業務を代行するなど多方面から支援をしています。これにより、地域経済の活性化と文化の伝承を目指しています。現時点で全国53の施設が加盟しています。

最近の加盟施設の中には、京都の柊家や炭屋、飛騨高山の倭乃里、箱根の強羅花壇、長門湯本の大谷山荘などが含まれています。これらの施設は、日本の伝統的な宿泊体験を提供することを目指し、国内外の観光客を迎え入れる準備を整えています。

今後の展望として、アールプロジェクトインコーポレイテッドは、地域文化の保存や観光業の発展に向けてさらなる成長を続ける意向を強調しました。日本の旅館文化を世界に伝えるため、今こそ新たな一歩を踏み出す時期です。


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会社情報

会社名
株式会社アールプロジェクトインコーポレイテッド
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-51-10Portal Point Harajuku BD-03
電話番号
03-6824-9980

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