スリール株式会社が提案するライフキャリア教育
スリール株式会社が提供する新しいライフキャリア教育プログラム「ワーク&ライフ・インターン」が、2025年度に関東及び関西の6大学で実施されることが発表されました。このプログラムは、学生が「働くこと」と「家庭を築くこと」を実体験を通して学び、自分らしいライフスタイルとキャリアのあり方を考えるための重要な機会を提供するものです。
ライフデザインの重要性
近年、教育界では中高生や大学生に「ライフデザイン」を教育することの必要性が高まっています。文部科学省がトレンドとして推進している「若者のためのライフプランニング支援」でも、高校生が進路を選ぶ際に、就職だけでなく結婚や育児なども考慮しながら総合的に意思決定する力を育てることが目指されています。大学生にとって、将来の選択を行う前にこれらの能力を磨くことが非常に重要であるとされています。
従来の単線型の生き方から脱却し、多くの選択肢の中から自分に合った未来を考えることが、新しい時代の若者には求められています。このような背景を受けて、スリール株式会社は2010年からライフデザイン教育に取り組んでおり、学生が自己理解を深め、体験を通じた学びを行えるプログラムを展開しています。
プログラムの特徴と自己決定力の育成
スリールの「ワーク&ライフ・インターン」プログラムでは、学生は実際に働きながら育児を行う家庭との接点を持ち、社会人からのロールモデルによる対話を通じて、直面する課題や多様な価値観に触れることができます。この体験を通じて、彼らは自らの内面を見つめ直し、価値観やバイアスについて気づきを得ることができるのです。
プログラムは以下のような内容を含む予定です。
- - 多様な働き方・生き方の理解:学生は様々なキャリアパスやライフスタイルの事例に触れ、自分自身の理想の姿を描く力を養うことができます。
- - 体験学習の重視:事前講座や反省の時間を設け、体験を通じて得た学びを深めることで、実際の行動に結びつけます。
- - 社会人との対話:パパママ先生をはじめとした社会人との意見交換を通じて、自らのライフキャリアをリアルに考えることができます。
実施大学の概要
「ワーク&ライフ・インターン」は以下の大学で実施される予定です。各大学で、目的に沿ったプログラムが用意されています。
1.
武蔵野大学(人間科学部)
実施期間:2025年5月14日から7月2日
内容:学生が多様な働き方に触れ、自己の価値観を整理する。
2.
津田塾大学(全学部)
実施期間:2025年7月3日から7月13日
内容:自己理解を深めるワークや企業訪問を通じてキャリアを考える。
3.
フェリス女学院大学(全学部)
実施期間:2025年7月30日から8月5日
内容:卒業生の講話を聞き、自身のありたい姿を描く機会を提供。
4.
千葉商科大学(全学部)
実施期間:2025年7月30日から8月9日
内容:10年後の自分をテーマにし、共働き家庭と対話。
5.
立命館大学(全学部)
実施期間:2025年10月8日から12月24日
内容:ライフキャリアをテーマにした実践的学習を展開。
6.
同志社大学(経済学部)
実施期間:2025年12月5日から2026年1月16日
内容:社会のあり方を考えるゼミを導入し、未来に必要なスキルを育成。
代表取締役のコメント
スリール株式会社の堀江敦子代表は、創業以来このプログラムを通じて、多くの学生が未来に対するネガティブな価値観を取り払ってきた実績を語っています。自己決定力を育むことが、個人の人生だけでなく、社会全体にも良い影響を与えると信じており、その重要性を改めて強調しています。
今後の展望
また、スリールでは6月26日に「ライフデザインセミナー」と「乳幼児とのふれあい体験」に関するオンラインセミナーを開催する予定です。このセミナーは地域での実践的な取り組みを促進する内容となります。
スリール株式会社の取組みは、教育の現場に新しい価値を提供し、次世代のライフデザインを豊かにすることでしょう。