トリンプとアクルの連携
2025-05-13 10:41:12

トリンプがアクルの「ASUKA」を導入、クレジットカード不正防止への新たな一手

トリンプが導入する新たな不正検知システム「ASUKA」



トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社が、株式会社アクルの提供するクレジットカード不正検知・認証システム「ASUKA」を2025年2月より導入することを発表しました。このシステムは、急増するクレジットカード不正利用への対策として、非常に重要な役割を果たすことが期待されています。

不正利用の現状と背景



クレジットカードの不正利用は、近年深刻な社会問題となっています。2024年には国内発行カードにおける番号盗用被害が513億円に達すると予測されており、年々その被害は増加の一途をたどっています。こうした現状を受け、経済産業省が発表した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」では、ECカード加盟店幹部として、セキュリティ対策を整える義務があることが強調されています。

不正利用はわずかな隙をついて行われるため、迅速かつ簡素な対策が求められています。このような環境下、トリンプオンラインショップは、これまでに独自の不正対策とEMV 3-Dセキュアを導入し、高いセキュリティを維持してきましたが、今回のASUKA導入により、さらなる安心を提供することを目指しています。

ASUKAの概要と期待されるメリット



「ASUKA」は、クレジットカード業界で必要不可欠な不正利用対策を支援するために設計されたシステムです。このシステムは、クレジットマスター・大量アタックへの対策や、第三者不正利用防止に向けた属性行動分析を行うことで、より高い精度で不正を検知します。また、特にクレジットマスターアタックと呼ばれるカードの有効性確認にも対応しており、今まで以上に強力なセキュリティをトリンプオンラインショップにもたらすでしょう。

さらに、ASUKAは現在30,000以上のECカード加盟店に導入されており、多様な商品群に横断的に対応できる点が特長です。これにより、オンラインショッピングの利用者に対し、信頼できる購入体験を提供することが可能になるのです。

今後の取り組み



トリンプとアクルは、ASUKAの導入を通じて、オンラインショップにおけるセキュリティを一層強化し、顧客に安心して利用してもらうための取り組みを推進していく方針です。今回の連携が、トリンプオンラインショップの利用者にとってより安全な環境を実現するきっかけとなることが期待されています。

トリンプについて



トリンプ・インターナショナルは1886年に設立されて以来、女性に向けたランジェリーの提供を通じて、快適さを追求し続けています。顧客のニーズに耳を傾け、多様な商品ラインを展開しており、2025年には新カテゴリーとしてハイブリッド・ブラの導入も予定しています。

アクルについて



株式会社アクルは、クレジットカード不正対策を主な業務としており、業界での安全性向上に寄与しています。今後も、より多くのECサイトが安心して利用者に商品やサービスを提供できるよう、セキュリティソリューションを強化し続けるでしょう。

これらの取り組みにより、国内のECサイトにおける不正利用を減らし、消費者が安全にオンラインで買い物ができるよう、全力を尽くしていくことが期待されます。運営企業の努力により、オンラインショッピングの未来がより明るいものになることが望まれます。


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会社情報

会社名
株式会社アクル
住所
東京都港区六本木1-9-9六本木ファーストビル14階
電話番号
03-6866-8558

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