DFreeが4.1億円の資金調達を実施
株式会社FUNDINNO(東京都港区)は、DFree株式会社が特定投資家向けに約4.1億円の資金調達を行ったことを発表しました。この調達は「FUNDINNO PLUS+」を利用して実現したもので、特定投資家制度(J-Ships)を通じて行われました。これにより、ものづくりや技術革新を支援する成長企業に対して新たな出資機会が提供されることとなります。
特定投資家向けの再スタート
多くの投資家から寄せられた関心を受け、DFreeは2025年5月20日から特定投資家を対象とした取得勧誘を再開することを決定しました。この機会を通じて、投資家の皆さまにDFreeの事業内容や取り組みを深く理解していただくことを目指しています。
DFreeとは?
DFreeは、世界初の排泄予測デバイスを開発・販売しており、その名も「DFree」。このデバイスは超音波センサーを活用し、膀胱の状態をモニターすることで、排泄のタイミングを予測します。法人向け「DFree Professional」と個人向け「DFree Personal」の二つの用意された製品ラインがあり、これらは介護施設や在宅介護の現場で多く利用されています。さらに、アメリカやヨーロッパなど、海外への展開も進めています。
会社の成長と新たな挑戦
DFreeの代表取締役、中西敦士氏は、投資家からの支援が今後の成長に不可欠であると強調しています。現在、DFreeは急成長のフェーズにあり、短期間での資金調達が必要だったと述べています。今回の資金調達を通じて、既存事業の発展だけでなく、医療機器の認証取得や国際展開を加速させ、新たな挑戦を進めていくとしています。また、資金調達結果が良好であることから、将来的にはファンディーノプラスを通じたさらなる投資機会の発展にも寄与することを願っています。
FUNDINNO PLUS+の特長
ファンディーノプラスは、ベンチャー企業が大規模な資金調達を実現できるプラットフォームです。特定投資家登録を完了した投資家は、成長過程にある未上場企業への投資機会を得ることができます。特に成長中の企業への投資は、リスクは伴うものの、期待されるリターンが魅力的です。
まとめ
今回のDFreeの資金調達は、介護や医療の分野における革新的な技術の実現に向けた重要なステップです。多くの特定投資家の支援を受け、さらなるチャレンジに挑むDFreeの未来に、多くの期待が寄せられています。また、FUNDINNOとしても、ベンチャー企業の成長を後押しし続けることで、日本経済の活性化に寄与していく所存です。