共働き夫婦の金銭感覚の実態
近年、共働き夫婦が増加する中で、家計管理にまつわる問題が浮き彫りになっています。家計管理アプリ「ワンバンク」が行った「共働き夫婦の『お金のホンネ』調査」では、
結婚前の金銭に関する話し合いが不足している実態が浮き彫りになりました。対象は25歳から49歳の子どもを持つ共働き既婚者3,335名です。
調査のポイント
1.
自己制限の実態
調査の結果、71.7%の妻がライフステージの変化に伴い、自分の支出を抑えたと回答しました。一方で、夫に関しては62.8%が制限を感じたとし、その内訳は自己評価と妻からの評価で差が見られることが分かりました。特に、女性は美容や被服費の制限を強く先行させている傾向が見られました。
2.
「独身気分」の影響
結婚後5年未満の夫婦の76.8%がパートナーの金の使い方に「独身気分」を感じていると答えました。特に、結婚直後のライフステージの変化が影響していることに注意が必要です。
3.
金銭に関するストレス
調査対象者の58.3%がパートナーとのお金に関するストレスがあると回答。その内容として最も多かったのは、「生活費や教育費の優先順位のズレ」であり、知識や価値観の不一致が明るみに出ています。
4.
結婚前の話し合い不足
結婚前に金銭についての話し合いをしなかった夫婦は40.0%に達します。その割合の中で68.8%が、金銭に関する話し合いをすればよかったと後悔しています。
課題の背景
これらのデータから、共働き夫婦には支出に関する認識のずれがあることが明らかです。特に、夫婦間での「じぶんファースト支出」によって生じるギャップは、日々の生活にストレスを生む要因とされています。結婚の初期段階でお金に関する話し合いがなかったため、互いの価値観を理解し合えないまま生活を始めることが、今後のトラブルの種となる可能性があります。
未来への提言
将来の生活をより良くするためには、金銭管理を共同で行うための仕組みが必要です。例えば、共同口座を持つことを提案します。これにより双方が透明な金銭管理を行い、お金の流れをオープンにできれば、ストレスや摩擦を減少させることが可能です。
まとめ
ライフステージの変化によって、夫婦間の支出に対する感覚の違いが現れています。ゆえに、結婚前にしっかりとお金について話し合うこと、お金のルールを設けておくことは、長期的な家庭の安定に寄与するでしょう。今後公開予定の「解決編」では、このような問題をどう解決していくかについても具体的な提示がされる予定です。期待が高まります。