モータ開発加速へ
2024-08-26 17:01:08

エクセディと川俣精機によるモータ開発加速の取り組み

エクセディが川俣精機の株式を取得



2024年8月、株式会社エクセディが川俣精機株式会社の株式を一部取得しました。エクセディは、マニュアルクラッチやトルクコンバータなどの駆動系部品を手がける企業で、世界25カ国に拠点を持ち、品質の高い製品を提供しています。これに伴い、電動モビリティに関連する新たな製品開発が期待されています。

企業の背景


エクセディは、大阪府寝屋川市に本社を構える企業で、1923年に設立されました。現在では約3,200人の従業員を抱え、輸送用機器の分野でリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。エクセディの主力製品は、マニュアルクラッチや各種トルクコンバータに加え、電動モビリティ向けの製品となってきています。

一方、川俣精機株式会社は、福島県伊達郡川俣町に本社を持つ企業で、1943年に設立され、80年以上にわたって東芝グループの一員として活動を続けています。川俣精機は、産業用モータやxEV用モータを中心に、開発から製造、販売、さらには点検・補修サービスを一貫して行っている点が特徴です。

株式取得の意義


エクセディの川俣精機株式取得は、両社における電動商品開発のさらなる加速を意味します。これにより中大型商用車や産業車両、建設機械向けのモータ開発が進展し、今後の電動モビリティの普及に大きな役割を果たすことが期待されています。特にカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みとして、両社の技術と経験を融合させることがポイントです。

エクセディと川俣精機の共同展望


エクセディと川俣精機は、これからも技術面での更なる連携を強化していく方針です。特に、持続可能な社会の実現に向けて、エネルギー効率の良い製品を開発することで、地球環境にも配慮した取り組みを続けていくでしょう。両社の戦略的提携が、業界全体に与える影響は大きく、今後の展開に注目です。

最後に


エクセディと川俣精機の今回の提携は、単なる株式取得にとどまらず、電動商品の市場への影響を示す重要なステップです。企業が持つ技術力を結集することで、新たな価値を創造し、持続可能な未来を切り拓くことを目指します。両社の動向に注目し、今後の発展に期待しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社エクセディ
住所
大阪府寝屋川市木田元宮1-1-1
電話番号
072-822-1152

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