平塚に誕生！手話カフェ『UD Cafe ＆ Bar -te to te-』の魅力と挑戦

平塚駅前に手話カフェがオープン

神奈川県平塚市に2024年5月4日、『UD Cafe ＆ Bar -te to te-』が誕生します。このカフェは、耳の聞こえる人と聞こえない人が共に楽しめる場を提供することを目的にしています。運営元である株式会社ユーディフルは「手話とダンスで世界をつなぐ」をテーマに、より多くの人々に手話の魅力を伝え、理解を深めていくことを目指しています。

手話カフェのユニークなスタイル

この新しいカフェは、平塚駅から徒歩2分の場所に位置し、週末には手話カフェとして営業し、平日は夜にバーとして営業。さらに、6月1日からは平日日中にコワーキングスペースとしても営業を開始し、地域の人々に多様な利用方法を提案します。

the cafeでは、手話に馴染みのない方もエンターテイメントを通じて手話に触れられる機会があり、聴覚障がい者への理解を深めながら地域とのつながりを育む場となるでしょう。特に、手話を使ったダンスイベントなども企画されており、参加者は楽しく自然に手話を学ぶことができます。

北村仁の思い

オーナーの北村仁さんは、「耳の聞こえる人も、聞こえない人も共に楽しめる環境を作りたい」と語ります。彼にとって、アメリカのマーサズ・ヴィンヤード島が手話を日常的に使う地域として知られていることは大きなインスピレーション源です。このように、さまざまな背景の人々がつながり、お互いを理解し合う文化を育んでいくために、このカフェの設立を決意しました。

クラウドファンディングとDIYの挑戦

現在、カフェのオープンに向けてクラウドファンディングが進行中です。目標金額は400万円で、24日間で既に83%を達成。支援者には特製Tシャツやコワーキングスペースの利用権、ダンスワークショップの参加権といったリターンを用意しています。また、その支援者と共に新店舗のDIY作業にも参加できる特別な機会を提供し、コミュニティとの絆を深める試みも行っています。