愛知こどもホスピスプロジェクトによる視察報告会
2024年12月1日、名古屋市にて、NPO法人愛知こどもホスピスプロジェクトが主催する視察報告会が開催されます。本報告会では、イギリス、ドイツ、オランダのこどもホスピスやこども病院での視察結果をお伝えし、愛知におけるこどもホスピスの今後の展望について考えていくことを目的としています。参加は無料で、事前申し込みが必要です。
ヨーロッパ視察の背景
日本国内には、約20万人の難病や重い障害を抱える子どもがいて、その中の約2万人は生命が脅かされる病気を抱えています。これらの子どもたちは、治療を受けるまで我慢を強いられがちであり、その姿はしばしばその兄弟姉妹にも影響を及ぼしています。イギリスはこどもホスピスの先駆的な地域であり、50以上のこどもホスピスが運営されています。これらの施設は、地域全体で子どもとその家族をサポートする文化の形成に貢献することを目指しています。愛知こどもホスピスプロジェクトのメンバーは、これらの先進的な取り組みを学ぶべく、現地視察を行いました。
開催概要
- - 日時: 2024年12月1日(日)10:00~12:30(9:45受付開始)
- - 場所: 日本メナード化粧品株式会社 3階会議室(名古屋市中区丸の内3-18-15 メナードビル)
- - 開催方法: 現地開催及びZOOMによるオンライン配信
- - 参加費用: 無料
- - 定員: 現地参加100名、オンライン参加100名
- - 申込方法: 参加希望の方は、事前に所定のフォームより申し込みをお願いします。
主なプログラム
参加者は多様なプログラムを通じて、子どもホスピスに関する貴重な情報を学ぶことができます。
- - 各施設の詳細報告及び愛知県でのこどもホスピスの応用方法
- - イギリス、ドイツ、オランダの視察を通じて得られた知見とその活用法の紹介
- - 横浜こどもホスピスの実例紹介(横浜こどもホスピスプロジェクト代表理事 田川尚登様)
- - 「愛知におけるこどもホスピスの未来」についてのパネルディスカッション
この報告会を通じて、新たな知識や取り組みが愛知に根づくことを願っています。医療を超えた『第二の我が家』としてのこどもホスピスの役割が、より多くの人に広がるよう期待されます。
日本におけるこどもホスピスの現状
こどもホスピスは、生命にかかわる病気を抱える子どもとその家族にとって、心の支えとなる施設です。療養中の子どもたちが安心して遊び、学び、思い出を作ることができる『第二の我が家』を目指します。日本各地でも大阪や横浜などで運営が始まっていますが、さらに多くの地域での設立が期待されています。
結び
愛知こどもホスピスプロジェクトの視察報告会は、これからのこどもホスピスのあり方を模索する貴重な機会です。本イベントに参加し、未来のこどもホスピスのビジョンを共有しませんか。
興味のある方は、ぜひお申し込みを!