メニコン、環境を意識した新たな芝「ナルオターフ®」を発表
株式会社メニコンは、2025年2月上旬より、省管理型の姫コウライシバ「ナルオターフ®」の発売を開始することを発表しました。この新しい芝は、一般社団法人鳴尾ゴルフ倶楽部で新種として発見されたもので、環境への影響を最小限に抑えることを目的としています。
「ナルオターフ®」の特長とメリット
「ナルオターフ®」が持つ様々な特長について見ていきましょう。主な利点は以下の通りです:
1.
芝刈り不要:この芝は、一般的な品種と比べて縦方向の成長が3分の1以下であるため、芝刈りの必要がありません。
2.
肥料の使用量が少ない:少ない肥料でも美しい葉色を保ち、芝刈り不要のためにゴミが発生しないということも大きなメリットです。
3.
緻密なターフ形成:多くの葉数を持つため、観賞用としても申し分ない美しさを実現。
これらの特長により、維持管理が非常に簡単で、時間やコストの低減が可能です。このように「ナルオターフ®」は、環境にも配慮された製品であり、その魅力は多岐にわたります。
サステナビリティへの貢献
メニコンは、自社開発の酵素を利用することで環境負荷を低減する循環型農畜産業への取り組みを進めています。新たに「ナルオターフ®」を展開することで、サステナブルな緑地の創造を目指し、次世代の緑関連事業としてグリーンインフラ事業にも積極的に参入します。
この新芝の開発には鳴尾GCとの共同研究が不可欠でした。共同での開発を経て、量産化に成功した「ナルオターフ®」は、環境にやさしいだけでなく、美しい景観を提供します。これによって、管理者の負担軽減や、利用者の満足度向上にも寄与することが期待されています。
今後の展開と問い合わせ窓口
メニコンは今後も、持続可能な商品やサービスの開発に取り組み、社会の発展に貢献することを目指しています。また、製品に関する詳細や販売に関する問い合わせは、専用の「ナルオターフ®」サイトを通じて対応しています。
多くの人々にとって、環境への配慮と美しさを兼ね備えた「ナルオターフ®」は、これからのグリーンインフラの見直しにて、重要な存在となるでしょう。南国のような豊かな緑を提供し、生活空間をより美しく彩ってくれることでしょう。
詳しいことは、
ナルオターフ®の公式サイトをご覧ください。
まとめ
メニコンの「ナルオターフ®」は、単なる草ではなく、環境に優しい持続可能な未来を象徴する商品です。現代の課題である環境問題に対する答えとして、この新しい芝がどのように役立っていくのか、今後の展開に大いに期待が寄せられます。