マイボトル利用促進プロジェクト「Building 2 Bottle」が語る取組み
日鉄興和不動産株式会社が、マイボトルの利用を促進するための「Building 2 Bottle」プロジェクトを実施し、その成果を発表しました。このプロジェクトは、オフィスワーカーに実行可能な環境アクションを提供し、企業や個人の環境意識向上に寄与することを目指しています。
プロジェクトの狙いと成果
「Building 2 Bottle」は、マイボトルの普及を促し、ペットボトルやプラカップの廃棄物削減に貢献することによって、持続可能な社会を目指しています。マイボトル洗浄機と給茶機を設置し、手軽にマイボトルを使える環境を構築することで、利便性を高めました。
実施結果として、マイボトルの利用者はプロジェクト開始以前と比べて20〜30%増加しました。特に、80%以上の利用者はマイボトルを継続的に使えると答えており、利用環境がマイボトルの持続的な利用促進に寄与していることが明らかになりました。
このプロジェクトは、マイボトル洗浄機と給茶機を組み合わせることで、洗浄機の利用回数に最大4倍の差が出ることも分かりました。1フロアに両方を設置した場合、平均で500mlポットボトル50.4本分の飲料が給茶機から供給されており、これは1日あたりのペットボトル排出量の約1/3にあたります。
アートで視覚化する環境問題
さらに、プロジェクトの成果を周知するため、藤元明氏によるアート作品が展示されています。この展示は、海洋プラスチックの現状を反映し、ペットボトル削減の意義を視覚的に訴えかけるものです。アートを通じて、利用者に環境意識を再認識させる狙いがあります。
展示は2024年10月28日から11月8日まで、赤坂インターシティAIRで行われます。環境問題の深刻さを感じ取ることができる良い機会となりそうです。
企業のSDGs推進への取り組み
日鉄興和不動産は、今後もこのプロジェクトを通じて企業のSDGsを推進し、マイボトルを利用する文化を醸成していく考えです。オフィス内での持続的な廃棄物削減を目指し、豊かな生活を送れる新たな価値を見出すために、働き方にも注力してまいります。環境に優しい取り組みが、職場の新たなスタンダードとなる日も近いでしょう。
このように、日鉄興和不動産が展開する「Building 2 Bottle」プロジェクトは、単なるマイボトルの普及にとどまらず、企業と社会全体の環境意識を高める重要な一歩となっています。持続可能な未来に向けた取り組みを応援しましょう。