今治市の音楽ファンにとって、待望のイベントが迫っています。2025年5月7日(水)に、アコーディオニストのジュリアン・ボートン氏とピアニストの佐伯牧里南氏によるコンサートが開催されます。地元今治出身の佐伯氏は、現在パリを拠点に活躍しており、彼女の音楽は国際的にも高く評価されています。
佐伯牧里南氏は、今治市で生まれ育ち、音楽の道を歩む中で著名な指導者たちに学びました。12歳からは高野耀子氏に師事し、その後渡仏。パリ国立高等音楽院では、学士課程を首席、修士課程を満場一致の最優秀で卒業しました。さらに演奏活動も活発化し、クララ・シューマンのピアノ協奏曲をリーヴ・ドロワット管弦楽団と共演した実績も持っています。彼女の演奏はエネルギッシュでありながら、豊かな音色が特徴です。
一方、ジュリアン・ボートン氏は、若手アコーディオニストとしてフランス音楽界で脚光を浴びています。彼の演奏スタイルは超絶技巧かつ知性に溢れ、多くの国際コンクールでの受賞歴を有しています。フランス国内外での活躍を続ける彼は、アコーディオンの新たな魅力を引き出しています。
今回のコンサートでは、「パリの風に音楽を乗せて」というテーマのもと、デュオサン・サーンス「動物の謝肉祭」や、ラヴェルの「水の戯れ」など盛りだくさんのプログラムが用意されています。この特別な一夜は、音楽を通じて観客に感動を与えることを目的としています。
コンサートの詳細は以下の通りです。
- - 日時:2025年5月7日(水)開場18:00、開演18:30
- - 会場:今治市中央公民館4階大ホール(今治市南宝来町1-6-1)
- - 入場料:無料(事前申込制・定員500名)
参加希望者は、今治市役所文化振興課に電話または専用の申込フォームを通じてお申し込みください。ただし、定員に達している場合がありますので、早めの申し込みをお勧めします。なお、本コンサートは未就学児の入場を制限していますのでご注意ください。
地元出身のアーティストが故郷で披露する音楽。この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひご参加ください。