若い発明家たちへ!令和5年度パテントコンテストのご案内
日本の若者たちが持つ発想を世に送り出すための「令和5年度パテントコンテスト」と「デザインパテントコンテスト」の応募が始まりました。主催には文部科学省、特許庁、日本弁理士会、独立行政法人工業所有権情報・研修館が名を連ね、後援に世界知的所有権機関(WIPO)がついています。これを後ろ盾に、若い世代の知的財産に対する意識を高め、発明やアイデアを育むことを目指しています。
知的財産の道を切り開く
特に今年からは、2019年ノーベル化学賞受賞者の吉野彰博士が選考委員長に就任します。このコンテストは、2002年から開催されており、デザイン部門については2009年からスタートしています。今年も多くの学生たちからの応募が期待されています。
コンテストの概要
- - 応募期間:令和5年6月26日(月)~9月29日(金)消印有効
- - 応募資格:高校生、高等専門学校生、大学生、専修学校生、大学校生
- - 募集内容:学生たちの発明やデザインに関するアイデア。具体的な応募条件や内容については、特設サイトに詳しい情報があります。
夏休み特別企画
コンテストに向けたサポートとして、夏休みには特別企画として「発明体験ワークショップ」と「創作体験ワークショップ」が開催されます。全国の4つの都市で行われ、参加者は普段の生活の中で感じる「不便」や「こんなものがあったらいいな」というアイデアを基に、自らの想像力を形にする経験を楽しむことができます。
- 7月24日(月) 大阪(大阪工業大学)
- 7月29日(土) 仙台(東北大学)
- 8月6日(日) 東京(虎の門三井ビル)
- 8月10日(木) 広島(広島YMCA)
- 8月16日(水) 東京(虎の門三井ビル)
講師陣について
各会場に登場する講師たちは、知的財産やデザインの分野で活躍する専門家です。
- - 大阪工業大学の辰巳育男教授は、過去に教えた生徒たちが4年連続で特別賞を受賞した実績があります。
- - 山口大学の生田容景准教授や陳内秀樹准教授は、知的財産教育に力を入れており、多様な経験を持ち合わせた指導者です。
- - 東京のデザインワークショップでは、千葉工業大学の佐藤弘喜教授が参加し、実践的なデザイン論を教えてくださいます。
参加の意義
このようなワークショップを通じて、自らのアイデアを育て、具体化する体験は、将来の発明家やデザイナーにとって貴重な資産となります。ぜひ、多くの若者たちに参加してもらいたいイベントです。
さらに詳しい情報
参加ご希望の方は、
特設サイトをチェックし、必要な情報を確認してください。あなたのアイデアが新たな発明につながるかもしれません!
若い世代が持つ独自の視点や発想を、このコンテストで存分に発揮してみてください。未来のイノベーションを引き起こすのはあなたかもしれません。