カンヌライオンズ2026:日本のクリエイティビティを探るセッション
2026年、フランスのカンヌで開催された「Cannes Lions International Festival of Creativity」。この世界最大のクリエイティビティの祭典で、電通グループは特別なセッションを実施しました。このセッションでは、「Stakeholder Centricity – At the Heart of Japan’s Creativity」というテーマのもと、日本ならではのクリエイティビティの観点から、企業がどのように消費者や多様なステークホルダーと向き合い、ブランド価値を高めているのかを探求しました。
電通グループは、クライアントの中長期的な成長をサポートするために、ニッカウヰスキー株式会社、株式会社ヘラルボニー、味の素株式会社の専門家を招き、ステークホルダーの視点に基づく創造性の重要性について議論を交わしました。
パネルディスカッションには、以下のスピーカーが参加しました:
- - 織田大原希美氏(ニッカウヰスキー株式会社 マーケティング部 担当課長 ブランドマネージャー)
- - 小林恵氏(HERALBONY EUROPE 事業最高責任者)
- - 立松広成氏(味の素株式会社 コミュニケーションデザイン部 企画グループ マネージャー)
企業とステークホルダーの関係
今日、企業の姿勢や行動は以前にも増して見える化され、評価の対象となっています。そのため、誠実なコミュニケーションや実行可能な取り組みが企業に求められています。「誰に対して何を提供するか」の視点が重要なだけでなく、「誰とともに価値を共創していくか」という視点がより強調されるようになっています。
特に日本の企業においては、長期的な信頼関係を築き、社会との調和を重視する独自のアプローチが重要視されています。これにより、ステークホルダーからの期待や想いからクリエイティビティが生まれ、企業の社会的役割が果たされていくのです。
壁を越えて生まれる価値
このセッションでは、主要なステークホルダーの期待を具体的な戦略に落とし込む際に直面する多くの障壁を乗り越える重要性が強調されました。商品やサービスが生活者に届き、受け入れられることで生じる化学反応こそが、真のブランド価値を生むのです。サプライズとして、味の素が餃子を配布する場面もあり、参加者の盛り上がりを見せました。
今後の展望
電通グループは「Growth Partner」として、クライアントや多様なパートナーとの新たな価値創出を進め、持続可能な中長期的成長に貢献していく意向を表明しました。
このカンヌライオンズ2026でのセッションは、特に日本企業がグローバルな舞台でどのようにクリエイティビティを発揮しているのかを示す重要な機会となりました。今後の企業活動において、ステークホルダーとの対話の重要性はますます高まることでしょう。