カンボジア医療センター
2024-12-06 13:19:58

カンボジア初の児童医療センター設立に向けた寄付者が100名を突破

カンボジアに新たな希望をもたらす医療センターが誕生



ジャパンハートは2025年10月にカンボジア・プノンペン近郊に「ジャパンハートアジア小児医療センター」を開院する計画を進めています。このプロジェクトは、国際医療NGOとして善意の輪を広げる取り組みの一環であり、先進国と発展途上国における医療格差を解消する重要なステップとなります。

名誉ファウンダー制度の設立



先日、このプロジェクトにおける重要な里程標として、「病院名誉ファウンダー」の認定者が100名を超えました。この名誉は、新病院の理念に賛同し、100万円以上の寄付を行った個人支援者に贈られるもので、彼らの名前は病院内の記念プレートに刻まれ、未来にわたってアジアの子どもたちを救う努力の一員として認識されます。

この取り組みは、2023年から始まり、日本国内の企業の経営者や医療機関のトップなど、さまざまな人々からの支持を受けてきました。特に、社会的な責任を果たそうとする企業の姿勢が際立っています。

開設に向けた挑戦



新病院設立に当たっては、総額10億円が必要とされていますが、そのうちの8割以上は現地での医療活動に充てられる予定です。ジャパンハートは、助成金に頼ることなく、民間からの寄付金のみによりこの目標を達成しようとしています。

2023年から約1年11カ月の間に、すでに5.6億円の寄付が集まりましたが、残りの4.4億円を達成するためにさらなる支援者を募っていくことでしょう。これは一見無謀な挑戦のように思えますが、ジャパンハートならではの実績がその信頼を支えています。

ジャパンハートアジア小児医療センターの特徴



新病院は200床規模の総合小児医療センターとして設立され、「全ての子どもたちに平等な医療を」という理念のもと、特に小児がんの無償治療に力を入れていく計画です。

カンボジアでは、医療費が非常に高く、国際医療支援が行き届かない現状があるため、このセンターが新たな拠点として重要な役割を担うことが期待されています。また、現地医療人材の育成にも力を入れることで、持続可能な医療システムの構築を図るつもりです。

この病院は、2026年に新設予定の国際空港に近いタクマウ市に位置します。現在も運営されている「ジャパンハートこども医療センター」のキャパシティを拡大し、より多くの貧困層の子どもたちに医療を提供することが期待されています。

支援の呼びかけ



現在もジャパンハートでは、さらなる寄付者を募集中です。「支援者と共につくる病院」との理念のもと、新病院の開院に向けて皆さまの温かなご支援をお待ちしております。医療の届かない地域に希望をもたらすこのプロジェクトに、ぜひご参加ください。

詳細は新病院の特設サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人ジャパンハート
住所
東京都台東区寿1-5-101510ビル 3階
電話番号
03-6240-1564

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