未来を照らす写真展
2025-02-19 10:32:17

若手写真家たちの未来を照らす「ポートフォリオレビュー/アワード2024」

若手写真家の未来を支える「ポートフォリオレビュー/アワード2024」



2025年3月21日から4月10日まで、東京都赤坂の富士フイルムフォトサロンで「ポートフォリオレビュー/アワード2024」が開催されます。このプロジェクトは、若手写真家たちが自身の作品をプロのレビュワーによって講評され、さらには受賞者が展示される機会を提供するものです。

アワードの目的と背景


「ポートフォリオレビュー/アワード」は、45歳以下の若手写真家を対象に、作品制作の活動を応援し、写真プリントの価値を体験する場を設けることを目的としています。この賞は2022年に始まり、参加者たちはプロの写真家から直接講評を受けることができる貴重な機会を得られます。

作品講評と展示


選考のプロセスは3段階あり、その結果、受賞者となった4名の若手写真家には、レビュワーからの個別のアドバイスを受け、作品のブラッシュアップを経て展示される機会が与えられます。今回の受賞者には、赤堀あゆみ、梶瑠美花、鎌田三四郎、和佐阿佑美の4人が名を連ねています。

赤堀あゆみの作品「ちちよせあつめ」


彼女は父の還暦の機会に、今まで撮りためた家族写真を見直し、ユーモアが散りばめられた濃厚な作品を展示します。これにより、日常的な家族の時間を再発見することに成功しています。

梶瑠美花の「わたしのなかの彼女」


SNSで繋がった見知らぬ女性たちをカメラで捉え、彼女たちとの対話を通して新たな人間関係を探求する作品です。特にコロナ禍の影響で希薄になった他者とのコミュニケーションに光を当てています。

鎌田三四郎の「影を遺す」


この作品は、コロナ禍での簡素化された葬儀を契機に、家族の絆を見つめ直す試みとして制作されました。古い家族写真を使って、彼らの記憶と存在を時空を超えて再確認することを目的としています。

和佐阿佑美の「みどりのみち」


約50年前に計画された理想のニュータウンを背景に、かつての期待と未来に向かう娘の成長を対比させることで、社会的なテーマにも挑戦した作品です。

トークイベントとプログラム


アワードに伴うトークイベントも注目です。写真に関する講評や作品制作のヒントを得られる機会が用意されています。特に、3月22日(土)には、アワードレビュワーたちによるトークショーが開催され、参加者は実際の制作における経験を直接聞くことが可能です。

本展は入館無料で、誰でも気軽に訪れることができます。さらなる詳細や最新情報は、富士フイルムの公式ウェブサイトで確認してください。この展示は、若手写真家たちが未来を切り開く力強い一歩となることでしょう。

開催概要


  • - 開催期間: 2025年3月21日(金)- 4月10日(木)
  • - 場所: フジフイルム スクエア内、富士フイルムフォトサロン 東京
  • - 入館料: 無料
  • - 主催: 富士フイルム株式会社

芸術と写真の新たな未来を、ぜひご覧ください。


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会社情報

会社名
富士フイルム株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-3東京ミッドタウン本社
電話番号
03-6271-3111

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