MASARU OZAKI展「CONTINUE」
2025年12月13日(土)から12月23日(火)まで、東京都中央区のGallery4751にて、アーティストMASARU OZAKIの展覧会「CONTINUE」が開催されます。この展覧会は、一般社団法人mother ha.haとGallery4751、TWO O TWOの共同主催によるものです。開館時間は平日の17:00から19:00、土日祝日は13:00から17:00までとなっています。
この展覧会の主旨は、大阪で開催された関西万博における作品との出会いを通じて、来場者が持つさまざまな時間体験を再考することにあります。大阪の万博には多くの人々が訪れ、それぞれが異なる時間の中で印象を受け取ったことと思います。MASARU OZAKIは、これらの体験がただの記憶で終わるのではなく、静かに残る「時間」として、私たちに問いかけてくると考えています。
展覧会のタイトル「CONTINUE」には、万博で始まった思考がそのまま続いていて、そしてさらなる展開を見せるという意味が込められています。特に、「見ること・触れること・判断すること」といった行為が少し揺らぐことで生まれる新たな体感こそが示唆に満ちたものになるのです。
展示される作品は、場所が変わるごとにその見え方も大きく変わり、時間が経つことでその意味も新たに変わっていくことを示しています。この連続性を一つの形として提示することで、来場者に再び問いを投げかけることを目指しています。また、これを通じて世界の見え方が少しでも変わるきっかけになればと願っているのです。
さらに、MASARU OZAKIの作品には、アートと社会との関わりや、私たちが受け取る「時間」の本質について考察する要素が多く含まれています。彼の作品は、観る者に深い思索を促し、アートが持つ可能性を広げる役割を果たしています。何気ない日常の中で、どのようにアートを体験し、またそれを通じて自身の人生をどのように振り返るか。そんな問いに触れることが、展示を通して可能となるのです。
MASARU OZAKIは、この展覧会が多くの人々にとって新しい視点を得るための良い機会になることを期待しています。ぜひ、多くの方に足を運んでいただき、この貴重な体験を共有してほしいと思います。アートの力を通じて、過去の記憶が現在の私たちにどのように影響を与えるのか、その過程を一緒に体感しましょう。
展覧会「CONTINUE」は、アートの持つ奥深い意味を再確認する貴重な機会です。この特別なイベントを通じて、MASARU OZAKIの作品とその背景にある哲学に触れ、自らの価値観や時間の捉え方を見つめ直すチャンスをお見逃しなく。