MBKデジタルの発足とは
株式会社MBKデジタルが2025年4月1日に誕生し、企業のデジタル変革を支援する新たな挑戦が始まりました。この新会社は、株式会社Legolissと株式会社Hogetic Labの合併によって設立され、「データとAIの力で志をかたちにする」というミッションを掲げています。MBKデジタルは、企業が持つ「変わりたい」という志をしっかりと捉え、その実現への道筋を示すことを目指します。
日本企業のデータ活用の現状
近年、日本の企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の導入を進めていますが、その効果を実感できている企業はわずか8%に過ぎません(ガートナージャパン調べ)。この数字が示すように、多くの企業はデータの活用に課題を抱えており、「データがあるのに活用できない」「成果が見えない」といった状況に陥っています。
課題の背景
その原因はデータの構造化や統合の不備、スキルを持つ人材の不足、そしてデータ活用が経営の一部として認識されていない点にあります。特に、マーケティングやCRM領域では、短期的な数字に捉われるあまり、本来の顧客との持続的な関係を構築する戦略が欠如している事例も見受けられます。
MBKデジタルのアプローチ
MBKデジタルは、これらの問題を解決するために、ただのデータ分析に終わらせず、根本的なマーケティング戦略の再定義に取り組んでいます。「顧客起点の戦略」をReduxし、企業が自発的にデータを活用できる仕組みを作り上げることが目標です。
成果を出すための具体的な施策
1.
LTV(ライフタイムバリュー)起点の戦略
企業の志やビジョンを明確にし、顧客戦略とリンクするマーケティング戦略を設計。単発の施策に終わらせず、長期的な事業成長を目指す。
2.
施策の継続的アップデート
LTVの向上を前提とした資源配分により、広範なユーザー層をターゲットにすることで利益を最大化する新たな手法を追求。
3.
あらゆる顧客接点の統合
広告や販促を越え、LINE、ECサイト、リアル店舗など、さまざまな接点を戦略資産として活用。顧客との関わりを多角的に見直します。
導入事例
大手スポーツ用品メーカーとの連携で、MBKデジタルは同社のデータ活用が進まない課題を解決しました。ヒアリングを通じてデータを可視化し、新たなトレンドを発見。その結果、ターゲットとなる顧客へのアプローチが向上し、ブランド体験の充実が図れるようになりました。
代表取締役社長のメッセージ
代表取締役社長の芹澤新氏は、MBKデジタルの設立をデータとAIを基軸とした日本企業の課題解決の新しい挑戦と捉えています。データ活用を進化させ、企業の変革を後押しし、日本がデータ活用の先進国と認められる未来を目指しています。
求人情報
現在、MBKデジタルではデータ活用を共に推進する仲間を募集中です。興味のある方は、公式ホームページでの応募をお待ちしております。
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会社概要
- - 所在地: 東京都千代田区内神田2-3-4 S-GATE 大手町北2階
- - 設立: 2025年4月1日
- - 従業員数: 約70名
- - 事業概要: データ戦略の策定、AI開発・BI開発・データ利活用の支援
- - 公式HP: MBKデジタル