銘匠光学の新たなヒーロー、ティルトシフトレンズの登場
2025年12月3日(水)、株式会社焦点工房から新たなティルトシフトレンズ『TTArtisan Tilt-Shift 17mm f/4 ASPH.』が販売されることが発表されました。このレンズは、フルサイズセンサーに対応したマニュアルフォーカスの広角レンズとして、特に独自の撮影機能が特徴です。
高度なテクニックで魅せる写真表現
TTArtisanのこのレンズは、主にティルト・シフト機能を搭載しており、これにより被写体のピント範囲や遠近感を精密に調整できます。具体的には、ティルト機構によりレンズを左右最大8度傾けられるため、意図したピントエリアで撮影が可能です。これによって、深い被写界深度を保ちつつ、手前から奥へのクリアな焦点を作りながら、ミニチュア風の写真も撮影できます。
建築写真にも最適なシフト機能
さらに、シフト機能を活用することで、パース(遠近感)を効果的に矯正可能です。これにより、建物などの撮影時に自然な構図を保ちながら、パノラマや建築写真においてもクオリティの高い作品が制作できます。
また、360°回転機構が備わっており、これにより様々な構図で撮影が可能です。回転角は15度ごとにクリックストップが設けられ、ユーザーはスムーズに調整を行えます。此れによって、ただの静止画以上の自由な表現が実現されるのです。
高精細表現が可能な光学設計
光学的には、11群17枚のレンズ構成を採用し、その中にはASPH非球面レンズが2枚含まれています。これにより、歪曲収差や色収差、色のにじみを抑えた高精細な描写が実現されています。加えて、10枚の絞り羽根により、絞り込むことで美しい光芒を形成し、逆光や夜景でも印象的な光表現が可能になります。
特に、直径64mmのイメージサークルは35mmフルサイズセンサーに加え、44×33mmの中判センサーカメラにも対応しており、多種多様な撮影ニーズに応えます。
操作性と耐久性に優れた設計
また、耐久性に優れた金属製の鏡筒が採用されており、クリック付き絞りリングによって直感的で快適な操作が可能です。重さは約1040gで、フィルター装着はできない設計となっていますが、レンズフードとキャップが付属されるため撮影環境でも安心して使用できます。
気になる価格
気になる販売価格は118,000円(税込)です。この価格は、その性能や使い勝手を考えれば十分に納得できる範囲ではないでしょうか。新たに登場したTTArtisanの実力をぜひ体感してみてください。
購入方法
この商品は、様々なオンラインストアで購入することが可能です。例えば、Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどで取り扱われています。
【購入リンク】
まとめ
銘匠光学のTTArtisan Tilt-Shift 17mm f/4 ASPH.は、撮影者の創造性を引き出す強力な武器となるでしょう。特に、建築や風景撮影の愛好者にはたまらない一品です。この新しいレンズで、あなたの写真表現の幅を広げてみてはいかがでしょうか。