富士フイルム、法人向けファイル送受信サービスを強化
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社が、2023年8月19日付けで法人向けクラウド型ファイル送受信サービス「SECURE DELIVER」をバージョンアップしました。このアップデートにより、「一括送信機能」が全てのプランで標準装備されることになり、特に複数の送信先へ異なる資料を効率的に送信する運用が容易になります。
クラウド型サービスの背景
最近、企業の郵送業務ではペーパーレス化が急速に進行しており、特に請求書の送付等でデジタル化が求められています。しかし、これに伴いながらも、各部門が別々に管理している文書の送付には特有の煩わしさが残っており、操作が難しく感じる担当者も多いのが実情です。これらの課題を解決するために、クラウド型のソリューションが必要です。
新機能「一括送信機能」の魅力
今回のバージョンアップで追加された「一括送信機能」は、CSV形式のファイルを用いて最大20,000件の送信先に異なるドキュメントを一度に送信できるというものです。これにより、システムを新たに構築することなく、手間のかかる業務を簡便化します。特に、大量の文書を個別に送信している企業にとって、この機能は業務プロセスの効率化に寄与することでしょう。
効率化がもたらすメリット
一括送信機能の導入により、郵送業務のペーパーレス化が進むだけでなく、送信履歴や送達履歴の管理も容易になることが期待されています。この新機能によって、総務部門やIT部門の負担が軽くなり、リモートワークや働き方改革をサポートする強力なツールとなります。
これまでの機能もさらに強化
富士フイルムは、これまでも「予約送信機能」や「送信ファイルのアーカイブ機能」を強化してきました。これらの機能は、送信日を指定して送信することや、送信ファイルを長期間保存することができ、利便性を向上させています。特に、返信依頼に対して複数回のファイル送信が可能な点も、好評を得ています。
今後の展望
今後も「SECURE DELIVER」を通じて、業務のデジタル化やセキュリティ強化に貢献していくことが富士フイルムの目標です。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進をサポートし、形式的な業務から解放される環境を提供するために邁進します。
このように、「SECURE DELIVER」のバージョンアップは、法人数のデジタル業務を支える一大進化と言えるでしょう。
富士フイルムイメージングシステムズ株式会社は、東京都品川区に本社を構え、さまざまなITソリューションを提供しています。詳しい製品情報は公式ページで確認できます。
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