宮城の名店「味の牛たん喜助」が特殊冷凍機導入で新たな展開へ

仙台の名物料理として知られる牛たん焼きの専門店「味の牛たん喜助」。そのグループ会社である株式会社キスケフーズは、特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を導入しました。このことにより、牛たんの品質保持と新たな商品展開に期待が寄せられています。

導入背景と効果

キスケフーズではこれまでも冷凍技術を活用しており、しかしながら更なる品質向上を目指して新技術の導入を検討しました。デイブレイクが提供する「アートロックフリーザー」は、食材本来の風味や食感を保つことができる技術として高く評価されています。この特別な冷凍機が導入されることで、店舗への新鮮な牛たんの効率的な配送が可能となり、食材の品質維持が一層強化されるでしょう。これにより、店舗で提供される料理の味わいが安定し、オペレーションの効率化、さらにはコスト削減が実現されました。

未来への展望

「アートロックフリーザー」の導入を受け、キスケフーズでは商品ラインナップの拡充が計画されています。具体的には、焼成した牛たんを冷凍した冷凍弁当や冷凍牛たんを開発し、自宅でも名店の味を楽しめるようにすることが目指されています。これにより、手軽さと高品質を兼ね備えた冷凍商品が提供される予定です。

また、店舗での販売だけでなく、オンラインでの販売ルートも検討し、より多くのお客様に本格的な牛たんを気軽に楽しんでもらえるよう、今後の展開を図っていく予定です。

デイブレイクの特殊冷凍技術とは

デイブレイクの特殊冷凍技術は、急速冷凍とともに特別な冷凍媒体を利用しています。これにより、食材が凍結する際に細胞が損傷するのを防ぎ、うまみが失われることなく冷凍保存ができるのです。急速かつ均一な冷却が実現され、氷結晶が小さく生成されるため、食材はより良い状態で保存されるようになります。

特殊冷凍機「アートロックフリーザー」の特長

「アートロックフリーザー」は、デイブレイクが9年にわたり研究と開発を重ねた新しい冷凍機で、2021年に市場に投入されました。多くの食品事業者から支持を受け、2022年には「第26回業務用加工食品ヒット賞」を受賞しました。すでに700社以上の導入実績があるこの機械は、将来的に食品業界に大きな影響を与えることでしょう。

デイブレイク株式会社について

「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」をテーマに掲げ、特殊冷凍機に特化した唯一の専門企業として2013年に設立。飲食店や食品メーカー向けに特殊冷凍機を販売し、「Freezing as a Service®」という新しいサービスを展開しています。今後も、特殊冷凍技術のパイオニアとしてさらなる発展を続けていく予定です。