環境技術セミナーが持続可能な未来へ向けて始動
京都リサーチパーク株式会社(以下KRP)と京都工芸繊維大学は、持続可能な社会の実現を目指して、「環境技術セミナー」を2025年度も開催します。このセミナーでは、環境問題に貢献する最先端の技術や研究が紹介される予定です。
セミナーは毎年6月から12月にわたって実施され、全3回の構成になっています。参加者は京都工芸繊維大学の専門家との交流を通じて、環境技術について知識を深め、具体的なアイデアを得る機会が提供されるのが特徴です。最初のセッションは「電気化学で切り拓く環境計測の未来」をテーマに、2025年6月4日(水)に行われます。
環境課題解決のための産学連携
現在、世界各国では気候変動や生物多様性の喪失といった環境問題が深刻化しており、法律や国際的な枠組みに基づいた取り組みが求められています。企業にとっても、脱炭素社会の実現や持続可能性を重視することが急務になっています。
このセミナーの目的は、研究成果の発表だけでなく、参加者との対話を通じて新たな知見や連携の機会を創出することです。京都工芸繊維大学の研究者たちは、エネルギー効率の高い技術や環境評価手法、再生可能資材の開発など、実社会に直結するテーマに取り組んでおり、こうした情報共有が持続可能な経済の実現に寄与すると考えられています。
セミナーの詳細情報
第1回目の「電気化学で切り拓く環境計測の未来」では、省エネや脱炭素社会に対応したセンシング技術について学ぶことができます。イベントの開催は、以下の通りです。
- - 日時: 2025年6月4日(水)16:00〜17:40(名刺交換会あり)
- - 場所: 京都リサーチパーク東地区1号館2階サイエンスセンタークラブ
- - 主催者: KRPおよび京都工芸繊維大学産学公連携推進センター
- - 申込リンク: ここからお申込み
タイムスケジュール
- - 16:00〜16:45 講演①
- - 16:45〜17:30 講演②
- - 17:30〜17:40 質疑応答
登壇者の紹介
セミナーには、京都工芸繊維大学の教授や准教授が登壇予定です。西田耕介准教授は、エネルギー変換工学や電気化学を専門としており、燃料電池の研究でも知られています。また、吉田裕美教授は、電気化学や分析化学の分野で数多くの研究を行ってきました。
京都工芸繊維大学とKRPの役割
京都工芸繊維大学は、国際的な工科系大学として、地域社会のニーズに応える研究を行っています。また、KRPは日本初の民間運営によるサイエンスパークとして、多くの企業と共にイノベーションの舞台を提供してきました。今年も新たな可能性が開かれることが期待されます。
持続可能な社会に向け、環境に配慮した技術革新がますます求められる現在、こうしたセミナーは貴重な学びの場です。ぜひ参加して、最新の研究に触れ、環境問題に共に取り組む仲間を見つけましょう。