Formlabsの新製品:Fuse 1+用グローブボックスの登場
2023年9月5日、株式会社システムクリエイトが、アメリカの企業Formlabs Inc.の3Dプリンター「Fuse 1+」に関連した新製品を発表しました。それが、SLS方式の造形後処理で使用される「Sift」用のグローブボックスです。この新しいグローブボックスは、3Dプリンター市場において非常に高い評価を受けている「Fuse 1+」の後工程処理をさらに効率的にするために設計されています。
「Fuse 1+」の魅力
「Fuse 1+」は、発売からわずか3年弱でSLS方式の3Dプリンター市場でトップの座を獲得しました。その理由は多岐にわたりますが、特に造形後の処理が容易である点が大きく寄与しています。「Sift」という後処理機は、その特異なデザインと先進的な機能により、ユーザーから高く評価されています。このたび発売されたグローブボックスは、そのSiftをさらに改良し、粉末処理の精度を高めるものです。
グローブボックスの特徴
新しいグローブボックスは、モデルの取り出し部にグローブのついたパネルを追加で取り付ける形でデザインされています。これにより、従来のオープンな作業スペースが完全に閉じられ、粉末の飛散を防ぐ効果が期待できます。また、作業する際に手作業で粉末が肌につくことを防止するため、作業者はグローブを使用して安心して操作できます。
工作環境の改善
特に、SLSプリンターを使用している環境では、粉末が飛散することが大きな問題となります。この新しいグローブボックスの導入により、作業環境が格段に改善され、作業者にとっても安全に作業できる素晴らしいスペースが提供されます。取り出したモデルを保管するための「パーツキャリアー」も付属しており、これにより粉末が飛び散るリスクがさらに軽減されます。
今後の展望
このグローブボックスの発売により、Formlabsの3Dプリンターは、既存の機能に加え、より一層の利便性をユーザーに提供します。これまでの粉末問題を完璧に解決し、業界全体の前進に寄与することでしょう。
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このように、Formlabsは常に新しい技術を取り入れ、ユーザーのニーズに応じた製品を開発しています。今後の展開にも目が離せません。